海外で出会い親しくなった人から突然持ちかけられた相談事。一体なぜ自分が相談相手に選ばれたのかと思いきや……。旅先で生まれた交流の温かみを感じる“重大な相談”に、Twitter上で「素敵すぎる」「めちゃイイ話」と反響が集まっている。
■「子犬拾った」海外の知人から近況報告。写真に添えられた相談の内容にびっくり
海外のさまざまな国や地域を旅した体験を実録漫画として描き、2022年11月10日にはシリーズ3冊目となる『つかれたときに読む海外旅日記(3)』が発売となった五箇野人(@gokayajin)さんの「海外旅日記」シリーズ。11月に投稿された新作「海外紳士からきた子犬にまつわる重大な相談。」では、犬にまつわる相談事を描いている。
中南米を旅している中で出会った現地の男性と、家族ぐるみで親しくなった五箇野人さん。帰国後もショートメッセージでのやり取りをしたりと交流は続いていた。
その男性からある日、「子犬拾った」とメッセージが届く。その犬の写真や動画も送られてきてほっこりする五箇野人さんだったが、メッセージには「相談がある」と意味深な一言が。
特別犬に詳しいわけでもない自分になぜ相談を？と困惑する五箇野人さん。すると続くメッセージで「日本だとこういうの失礼だったら教えて…」と前置きした上で、男性は「名前ゴカにしていい？」と本題を告げた。五箇野人さんと別れてすぐその子犬と出合ったことから、縁を感じて五箇野人さんにあやかった名前を付けたかったのだ。
提案そのものと、文化の違いで失礼に当たらないかの配慮、その両方がうれしかった五箇野人さんはもちろん快諾。晴れて異国の地で「ゴカ」の名前を持つ犬が生まれたのだった。
■その後も続く異国での交流にほっこりする声多数
Twitter上では2万7000件を超えるいいねとともに、「気遣いも嬉しい」「ステキな出会いとネーミングです」と、海外の男性との絆に心打たれたユーザーのコメントが数多く寄せられた。また、五箇野人さんのブログでは実際に送られてきた「Goka(ゴカ)」の写真も公開しており、犬の愛らしさにも反響が集まった。
数々の海外旅を経験しているだけあり、現地で親交を温めた人との帰国後の交流も多い五箇野人さん。そうした人たちとのやりとりは近況報告がメインとのことで、「犬の名前にしてもらえるというのは初めてで、とても嬉しかったです」と、今回の体験では感激もひとしおだったようだ。
取材協力：五箇野人(@gokayajin)
