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飛行機テロにカーチェイス、600mの鉄塔でサバイバル!“緊迫感MAX”体験を味わう映画3選

MOVIE WALKER PRESS

韓国映画界のトップスターであるソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演したフライトパニック映画『非常宣言』が2023年1月6日(金)より公開される。本作以外にも、来年は日々の生活で溜まった鬱憤を晴らしてくれるような映画が複数控えている。本稿ではそんな“緊迫感MAXムービー”3選をご紹介していこう!

■ウイルスの恐怖と、飛行機墜落の危険性におびえる『非常宣言』

トップバッターとなる『非常宣言』は、地上と上空の両方で、愛する人のために奮闘する人々を描く作品。飛行機恐怖症のパク・ジェヒョク(イ・ビョンホン)は、娘とハワイへ向かうため訪れた空港で、執拗に謎の若い男(イム・シワン)につきまとわれる。男が同じ便に搭乗したことを知り不安がよぎるなか、やがて次々と乗客が謎のウィルスで死亡していき、機内は恐怖とパニックの渦に巻き込まれる。

一方、地上では、飛行機へのバイオテロの犯行予告動画がアップされ、ベテラン刑事のク・イノ(ソン・ガンホ)は捜査を開始するが、その飛行機に妻が搭乗したことを知る。KI501便のパイロット、ヒョンス副操縦士(キム・ナムギル)も乗客の命を守るため奮闘するが、飛行可能なタイムリミットが迫り、“非常宣言”を発動。ついに機体は操縦不能となり、地上へと急降下していく!

『パラサイト 半地下の家族』(19)、『ベイビー・ブローカー』(22)など数々の大ヒット映画に出演し、第75回カンヌ国際映画祭で韓国人初となる男優賞を獲得したソン・ガンホと、「G.I.ジョー」シリーズなどでハリウッド映画にも進出したイ・ビョンホンという2大スターが共演した本作。はたして高度28,000フィート上空の人々を救う方法はあるのか。手に汗握る怒涛のストーリー展開に乞うご期待。

■命懸けのカーチェイスに息を呑む『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』

続いて紹介するのは、『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが主演を務めるアクション・エンタテインメント作品『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』(1月20日公開)。

天才的なドライビング・テクニックを持つ運び屋のウナ(パク・ソダム)が依頼されたのは、「返品不可」の荷物。それは海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォンだった。ところがウナは、思わぬアクシデントにより、依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目になる。

貸金庫の鍵を狙う悪徳警官、冷酷非情な殺し屋、さらには脱北の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院までをも巻き込んだ、命がけのカーチェイスが繰り広げられていく。ド派手なカーアクションに、アドレナリン噴出必至の1本だ。

■地上600mでの高所サバイバルが展開する『FALL/フォール』

最後に紹介するのは、“アクション職人”であるスコット・マン監督が放つサバイバル・スリラー映画『FALL/フォール』(2月3日公開)。『ファイナル・スコア』(18)、『タイム・トゥ・ラン』(15)など、限られたチュエーションを駆使して迫力のアクションを創りだしてきたマン監督が今回チョイスしたのは、地上600mの鉄塔の上での高所サバイバルだ。

夫をフリークライミングの落下事故で亡くしたベッキー(グレイス・フルトン)。彼女を立ち直らせようと、親友のハンター(ヴァージニア・ガードナー)がクライミングの計画を立てる。彼女たちが目指すターゲットは、いまは使われていない地上600mのモンスター級のテレビ塔。なんとか頂上へ到達するも、そこで次々と困難が襲い掛かる!

電波は不達、食料もなく、辺りに人影はない。ベッキーたちは自分の持つ技術と知識をフル活用し、どうにかこの危機を抜け出そうとするが…。

テレビ塔に取り残された2人を演じるのは、『シャザム!』(19)のフルトンと、『ハロウィン』(18)などドラマや映画で幅広く活躍するガードナー。共演にオスカー俳優キューバ・グッディング・Jr の息子であるメイソン・グッディングや、「ウォーキング・デッド」シリーズのジェフリー・ディーン・モーガンなどが脇を固める。

いずれの3作も、観始めたら、なにもかも忘れて没入できること間違いなしのアトラクションムービーだ。映画館でこそ鑑賞必須の“緊迫感MAXムービー”を、大スクリーンで体感していただきたい!

文/山崎伸子
 
   

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