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“すっぴんがブサイク”と言われた俳優、「あなたが必要としている助けを得てほしい」とメッセージ

フロントロウ

映画『NOPE/ノープ』や『バズ・ライトイヤー』などでの演技で知られるキキ・パーマーが、他人の外見に口を出す人達や、その人達の意見を目にしてしまう人達について思いを語った。(フロントロウ編集部)

キキ・パーマーが外見への誹謗中傷に反応

 俳優のキキ・パーマーが先日、米人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ(SNL)』で妊娠していることを発表。その放送の後に、プライベートで恋人のダリウス・ジャクソンとNHL(ナショナルホッケーリーグ)の試合を観戦した。その時にキキはすっぴんでメガネをかけていたのだが、その姿に誹謗中傷があったことに本人が気がついたよう。ツイッターでこう綴っている。

 「私がメイクをしていなかったからブサイクだと言う人のコメントをいくつか見た。私はあなたたちが必要としている助けを得てほしい。なぜなら、メイクはリアルなものではないから。私は現実の日々で美しく、その理由は私がどう見えるかではなく、私が私であるから。
 私が自分について感じている(ポジティブな)ことをボトル詰めして、売ることができたら良いのに。なぜなら、みんなが好き勝手言うなかで、そういったコメントを本気で受け取ってしまう人もいるから。というか、誰かのことをブサイクだと言うのは純粋に頭がおかしい。とくに私に対してはね(笑)」

 第一に、オンラインであっても対面であっても他人に“ブサイク”という言葉を向けるのはいけないこと。その言葉は向けられた相手だけでなく、それを見聞きした人にも“自分も外見を気にしなければいけない”“自分もブサイクかもしれない”といったネガティブな感情を抱かせる。

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 そしてキキは、そうやって人を貶めて自分の心を保とうとする精神状態の人々は、何か個人的な問題を抱えていると考えているようで、「あなたたちが必要としている助けを得てほしい」と語る。また、そういった人にはネットリテラシーの教育や対人関係のコミュニケーションの教育も必要かもしれない。

 キキが心配するように、そういった言葉を見た人が、自分の外見も気にしてしまう必要はまったくない。現代では、様々な意見だけでなく誹謗中傷も目にすることが多いが、そういった発言によって自分で自分を見下すようなことにならないように、気をつけたい。

(フロントロウ編集部)

 
   

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