12月5日に放送されたABEMA「給与明細」に、3年前に客に刺された歌舞伎町ホストが登場。退院後、現役ホストに復帰した理由を明かした。
【動画】客に刺されたホスト、復帰後の様子
2019年5月に新宿歌舞伎町付近のマンションで発生した刺傷事件。その被害者となったのが、今回番組に登場した琉月（ルナ）さん（23）だ。客の女性に腹部を刺され、傷の深さは「背骨まで入っていた」という。事件直後は5日間意識が戻らず、助かる確率は2割とも言われたそうだが、なんとか一命を取り止めると1ヶ月後には退院。しかも、退院した翌日には同じ店舗にホストとして出勤している。
なぜホストの世界に戻ったのか尋ねたところ、「面倒見てくれてた先輩がいて。そこから離れるのは申し訳ないと思ったし、ここで辞めたらもったいないなって。売名だったけど、刺されて戻ってきたら、ネタにもなるかなと思って」と本音を吐露。「本当は半年は安静にしていてくださいと言われたんですけど。無理な運動はダメだし、食べ物でも具合悪くなる可能性もある」と明かしつつ、ホストに復帰した経緯を説明した。
もともとアルコールは「3～4本飲むとキツかった」という琉月さんだが、事件後は“ノンアルホスト”として活動するようになった。その理由については「事件があってから手術で肝臓を取ったんで。刺されたところが肝臓で、その肝臓を取って、そこからずっとノンアルでやっています」と語る。
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事件以降、「お店に来る人がめちゃくちゃ増えた」そうで、現在は常に店内TOP3をキープする逸材に。売上も伸びたといい、給与について質問すると「100万円は切らないです」と告白した。一方、「客はすごい大切な存在」とも語る琉月さんは、「数字にこだわるとお客さんが無理する。目先の数千万より今いる人と一緒にいる時間も大事だし、関係性も大事だなと思います」と打ち明ける。
さらに、刺傷事件の犯人の女性に「恨みはない」とも話す琉月さん。果たして、その理由とは？ABEMAで配信中。
