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『アバター』最新作がついにお披露目!ジェームズ・キャメロン「前作よりも胸が締め付けられる物語になっている」

MOVIE WALKER PRESS

全世界歴代興収No. 1に輝く『アバター』(09)の13年ぶりのシリーズ最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開)。そのワールドプレミアが現地時間12月6日にロンドンで開催され、ジェームズ・キャメロン監督とプロデューサーのジョン・ランドーを筆頭に、サム・ワーシントンとゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、そして“海の部族”を率いる女性ロナル役のケイト・ウィンスレットら豪華メンバーが集結した。

神秘の星パンドラの一員となった元海兵隊員のジェイク(ワーシントン)は、ナヴィの女性ネイティリ(サルダナ)と家族を築き、子どもたちと平和に暮らしていた。しかし、再び迫る人類の侵略によって神聖なる“パンドラの森”を追われてしまう。一家は“海の部族”の元へ身を寄せるのだが、この美しい海辺の楽園にも侵略の手は迫っていた…。

“パンドラの海”をイメージしたブルーカーペットに登場したキャメロン監督は「本作では作り込まれたディテール、すばらしい生物、共感できる先住民たちの文化、そして海の魅力にあふれる別世界に誘うことを約束します。前作よりもいい意味で胸が締め付けられる物語になっています。これがなんのことなのか、ぜひ観てもらわないとですね」と、13年間心血を注ぎ込んで作り上げた本作に強い自信をのぞかせる。

一方、黒いスーツをクールに決めて登場したワーシントンは「これらの物語はすべてキャメロン監督の想像力から生まれている唯一無二のもの。彼は常に新しいものに挑戦し、俳優たちを奮い立たせてくれる」と語り、サルダナも「キャメロン監督は様々な方法を駆使して私たちを演技に没頭させてくれる。彼と作品を作るたびに毎度とんでもないエネルギーを傍らで感じることができます」と、それぞれキャメロン監督に賛辞を送る。

そして『タイタニック』(97)以来、およそ25年ぶりにキャメロン作品へ出演したウィンスレットは「彼は本当に類稀なフィルムメーカーで、驚異的な物語を生むストーリーテラーでもあります。こんなすばらしい作品のオファーは、とても光栄だった」と出演した喜びを語ると、「撮影では息を止めながら演技をすることが多かったです。難しかったけれど、やり遂げた時は最高の気分でした。7分15秒も息を止められるようになりました」と振り返った。

ついにお披露目された『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。ワールドプレミアでの上映後には、現地の批評家を中心に「これこそ映画製作の最高峰」「予想の斜め上をいく映像に度肝を抜かれた」など大絶賛の声が相次いでいる。最後にキャメロンは「日本のファンの皆さんに会えるのを楽しみにしています。皆さんに『アバター』最新作を観てもらえるのが待ちきれません!」と日本のファンに熱烈なメッセージ。12月10日(土)に行われる来日プロモーションにも注目だ!

文/久保田 和馬
 
   

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