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SBCドリームテニスに西岡良仁らトップが参戦! 綿貫陽介は「来年に向けて新しいものが試せれば」と意欲<SMASH>

THE DIGEST

SBCドリームテニスに西岡良仁らトップが参戦! 綿貫陽介は「来年に向けて新しいものが試せれば」と意欲<SMASH>

 今年から誕生した注目の新国内テニスツアー、湘南美容クリニックpresents「SBC Dream Tennis Tour 2022」のファイナルラウンドが、いよいよ今週末に迫っている。12月9日(金)のプロアマ戦&レセプションの後、10日(土)に予選リーグ、11日(日)に決勝トーナメントが、東京・有明コロシアムおよび有明インドアコートを舞台に開催される。

 SBCドリームツアーは、スポンサーの付きにくい国内選手に賞金獲得のチャンスを提供し、海外に挑戦する足掛かりにしてもらうとともに、夢を持てる日本テニス界を実現したいとの思いから創設された。6月の1stラウンド、8月の2ndラウンドの優勝賞金は各100万円。加えて毎回プロアマ戦やレセプションを催しているのは、選手とテニス好きの企業経営者が出会う機会を増やそうという配慮からだ。

 ツアーのクライマックスであるファイナルラウンドは、優勝1,000万円、準優勝300万円という破格の賞金設定! 出場枠は男女シングルス各16人で、第1、2戦の結果によるSBCランキング上位6人と、公式の国内JTAランキング上位8人、ワイルドカード(WC)2人で構成される。その出場選手だが、予想以上の豪華メンバーが揃うこととなった。

 男子は日本のエースで世界36位の西岡良仁を筆頭に、チャレンジャー2連勝で145位までランクを上げている綿貫陽介、歴代のデビスカップ日本代表である杉田祐一、内山靖崇、清水悠太らがエントリー。

 女子は国内10位の岡村恭香、同12位の荒川晴菜に続き、桑田寛子、今西美晴、大前綾希子、清水綾乃と4人の全日本優勝経験者が名を連ねる。今西は今大会が正真正銘の引退試合だ。
  SBCツアーは、その試合方式もスリリングで大きな特徴となっている。全ての試合が4ゲームマッチ×2セット&マッチタイブレークのショート形式で、なおかつノーアドバンテージのため、一瞬も気を抜けない緊張感が漂う。

 また予選リーグは4人が4グループに分かれての総当たり戦で1日に3試合戦い、8ドローの決勝トーナメントも勝ち進めば1日3試合を立て続けにこなすため、連戦を乗り切るスタミナや回復力も問われる。選手は大変だが、見ている方は息つく暇もない充実した1日となろう。

 ファイナルラウンド開幕に先立ち、WCでツアーに初出場する綿貫陽介と、第1戦優勝の荒川晴菜がオンラインで会見を行なった。

 試合形式について綿貫は「4ゲームマッチは難しそう。1ポイントで流れが変わるので、集中力を高く保持していないとあっさり持っていかれる」と心配しつつも、「普段よりも面白いプレーが出やすいと思う」と期待感をのぞかせる。

 経験者の荒川は「運ゲーみたい」とユニークな表現。「ノーアドは1ポイントに強い人が勝つ。いかにノンプレッシャーで自分のプレーを出せるか」を鍵に挙げた。
  1,000万円の優勝賞金を手にした時の使い道を聞かれると、 やはり2人とも遠征費になりそうだ。

「コロナの後、スポンサーを得にくくなっている状況で、円安もあって海外には行きづらい。この大会ができたのは選手にとってうれしい」と綿貫。荒川も「私は姉と遠征を回りダブルスも組んでいるので、遠征費が倍かかる。資金が大変なので、8~9割はその分になる」と語る。

 ただ2人とも、少しは趣味に回したいと本音も。「オフシーズンの趣味に少し充てたい。車が好きなので、ご褒美にグレードアップしたい」と綿貫が言えば、荒川は「ゲーム好きなので、ゲーム部屋を作りたい!」と23歳の女子らしい答え。確かに遠征費で全て消えてしまってはモチベーションも上がるまい。

 SBCツアーはエキジビションではあるが、綿貫は試合としても重要視していた。「選手はオフシーズンといっても休んでいる人は少なく、来年に向けてパワーアップを図っている。その時期に西岡選手とかが出てくるレベルの高い大会で、練習試合とは違った緊張感の中で色々試せるのはすごく意味がある」というのが綿貫の考え方だ。

「来年に向けて新しいものが試せれば」と綿貫。コロシアムを使用するファイナルラウンドは、第1、2戦よりもオープンに観客を受け入れる。コロナ禍でテニス観戦ができなかったファンにとっては、迫力あるプレーを生で堪能できるチャンスだ。
 ■男子出場選手
西岡良仁(ミキハウス)[JTA1位]
清水悠太(三菱電機)[JTA7位]
内山靖崇(積水化学工業)[JTA8位]
越智真(江崎グリコ)[JTA13位]
関口周一(Team REC)[JTA17位]
羽澤慎治(JCRファーマ)[JTA20位]
齋藤惠佑(富士住建)[JTA25位]
楠原悠介(伊予銀行)[JTA26位]
杉田祐一(三菱電機)[WC]
綿貫陽介(フリー)[WC]
江原弘泰(エキスパートパワーシズオカ)[SBC1位]
白石光(早稲田大学)[SBC3位]
片山翔(伊予銀行)[SBC5位]
高橋悠介(三菱電機)[SBC5位]
高見澤岳飛(フリー)[SBC7位]
川橋勇太(マイシン)[SBC10位]

■女子出場選手
岡村恭香(橋本総業ホールディングス)[JTA10位]
小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[JTA13位]
瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス)[JTA15位]
桑田寛子(島津製作所)[JTA17位]
相川真侑花(テニスユナイテッド)[JTA21位]
鮎川真奈(エームサービス)[JTA27位]
光崎楓奈(h2エリートテニスアカデミー)[JTA28位]
大前綾希子(島津製作所)[JTA32位]
清水綾乃(Club MASA)[WC]
加藤未唯(ザイマックス)[WC]
今西美晴(EMシステムズ)[SBC1位]
倉持美穂(マサスポーツシステム)[SBC1位]
荒川晴菜(アオヤマスポーツ)[SBC3位]
伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)[SBC5位]
山口芽生(フリー)[SBC7位]
澤柳璃子(安藤証券)[SBC8位]
※JTAランキングは11/1付

構成●スマッシュ編集部

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