新たに発表された通訳コメントによると、ベント監督は「韓国との旅は今日を最後に終える。9月から考えていた。今日会長とも面談したし選手たちとも話をした。再確認する場だった。休みながらリフレッシュするつもりだ。その後、去就を選択する予定だ」と述べたという。
このようなやりとりがなされた後、韓国メディアがKFA広報担当者に「ベント監督は再契約を断ったのか?」との質問を投げた。広報担当者がこの事実を認めたため韓国メディアは一斉にベント監督の退任を報じた。
「スポーツソウル」は、一連の「誤訳」騒動を振り返り、「結局、最後までまともな通訳を聞くことができなかった」とし、「ワールドカップという大きな舞台でこのようなことが2度も起きたことは、組織委員会のずさんさを指摘せざるを得ない」と批判的な論調で締めくくった。