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史上初のベスト8を狙うダークホースか、3大会ぶり2回目の優勝を狙う“新生無敵艦隊”か。モロッコvsスペイン、激戦必至──。

ABEMA TIMES

【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝トーナメント1回戦】モロッコ-スペイン(日本時間12月7日/エデュケーションシティ スタジアム)

 12月6日24時より、「FIFA ワールドカップ カタール 2022」決勝トーナメント1回戦、モロッコ対スペインが行われる。

 モロッコは、今大会最大のダークホースとなっている。前回大会準優勝のクロアチアに0-0で引き分けると、前回大会3位のベルギーには2-0で勝利。1986年大会のベスト16が最高位のモロッコが、クロアチアと勝ち点で並ぶグループ2位で最終戦を迎えると、ハキム・ツィエク (チェルシー/イングランド)、ユセフ・エンネシリ (セビージャ/スペイン)という役者2人のゴールでカナダを撃破。下馬評を覆し、堂々のグループ首位で36年ぶりの決勝トーナメント進出を決めた。この試合で勝てば、史上初のベスト8進出となる。

 一方、スペインは、想定外の大会となっているだろう。初戦でコスタリカを7-0で一蹴したまではよかったが、ドイツ戦は死闘の末に1-1の引き分け。とはいえ、勝利した難なくグループ首位通過を決めるはずだった最終戦、日本を相手に終始ペースを握りながらも、“魔の3分間”となった後半早々の2失点で逆転を許し、グループEを1勝1分1敗でかろうじて2位通過するに至った。

 今大会期間中に20歳を迎えたペドリ(バルセロナ/スペイン)や、2004年生まれの18歳ガビ(バルセロナ/スペイン)、19歳のアレハンドロ・バルデ(バルセロナ/スペイン)など、バルセロナですでに頭角を表す超新世代と、円熟味を増すジョルディ・アルバ(バルセロナ/スペイン)やセルヒオ・ブスケツ(バルセロナ/スペイン)らがバランスを整えるチームは、まだ途上にある。

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 史上初のベスト8を狙うダークホースか、3大会ぶり2回目の優勝を狙う“新生無敵艦隊”か。

 注目の一戦のスタメンは下記のとおり。

【映像】史上初8強入り狙うダークホースか、新生無敵艦隊か──。

【モロッコ】4-3-3
・GK
ヤシン・ボノ (セビージャ/スペイン)

・DF
アシュラフ・ハキミ (パリ サンジェルマン/フランス)
ヌサイル・マズラウィ (バイエルン/ドイツ)
ナイエフ・アゲルド (ウェストハム/イングランド)
ロマン・サイス    (ベシクタシュ/トルコ)

・MF
ソフィアン・アムラバト    (フィオレンティーナ/イタリア)
アゼディン・ウナイ (アンジェ/フランス)
セリム・アマラ(スタンダール/ベルギー)

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