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ホッフェンハイム主将ヒュブナーが33歳で現役引退…負傷に悩まされ「続けられない…」

超ワールドサッカー

ホッフェンハイムは6日、キャプテンを務めるドイツ人DFベンジャミン・ヒュブナー(33)の現役引退を発表した。

卓越した対人能力、安定した守備に加え、リーダーシップに優れるセンターバックは、ホッフェンハイムでキャプテンを担っていたが、2018年夏の頭部負傷以降、多くの負傷に苦しんできた。とりわけ、2020年夏に負った左足の負傷で1シーズンを棒に振ってからは過去2年半で478分間しかプレータイムを得ていなかった。

そして、自身のことをあまり深く言及することがなかった寡黙なリーダーは、「続けられない」と短い言葉でシーズン途中のこのタイミングでの現役引退を表明した。

その寡黙なヒュブナーに代わってフットボールディレクターのアレクサンダー・ローゼン氏は、「ベニは模範的なファイターであり、ピッチ上で強い個性を持ったリーダーであっただけでなく、チームの問題に関しても、私にとって一貫して重要で明確な連絡先だった。彼のプロ引退後にどのように彼をクラブに組み込むことができるかについて、最初の具体的な話し合いがすでに行われている」と、同選手の今後について説明した。

また、ヒュブナー不在時にゲームキャプテンを担ってきたドイツ代表GKオリバー・バウマンは、「もちろん、キャプテンとしてチームをフィールドに導くことは、僕にとって常に光栄なことだ。だけど、ベニがまだプレーすることができれば、この特権がなくても喜んでやっていたはずだ。ここ数年、ストレスの多い状況に対処してきた彼のやり方は、彼がいかに素晴らしい人物であるかを示している」と前任者を称賛している。

ヒュブナーは過去にフランクフルトで長らくスポーツディレクターを務めたブルーノ・ヒュブナーを父親に持ち、兄のクリストファー(現役引退)、弟のフロリアン(ニュルンベルク)もプロフットボーラーとして活躍するフットボール一家で育った。

ヴェーエン、VfRアーレンを経て2014年に加入したインゴルシュタットでクラブ史上初のブンデスリーガ昇格に貢献した193cmのセンターバックは、2016年にホッフェンハイム入り。ここまで公式戦103試合9ゴール11アシストの数字を残した。

なお、来年1月24日に行われるシュツットガルトとのホームゲームの前に、ヒュブナーとファンとの別れの場が設けられるという。
 
   

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