主人公・ミチコ（深田恭子）は勤めていた会社が倒産し、貯金が底をつくが年下の大学生に貢ぎ続け、まともに食べられない状態になってしまう。そんな時に、前の職場の上司・黒沢（ディーン・フジオカ）と再会。ミチコを見かねた黒沢は自身の営む喫茶店・ひまわりでアルバイトをしないかと持ち掛ける。
前半は、“ダメダメ”なミチコのため厳しく接する場面が多かった黒沢だが、最終回に近づくにつれ、終盤では胸キュンシーンを連発。後をつけてきた怪しい男に怯えるミチコの手をそっと握ったり、連絡がつかないミチコを心配して探しまわったり。さらに、ミチコから「ダメな私に恋してください！」と告白されると「もうしてる」と優しい笑みを浮かべて、まさかの展開に焦る彼女を「お前うるさい！」と制して、キスをするなどまさに“ツンデレ”という言葉がぴったりのシーンが盛りだくさん。長期にわたって続いた“ドS”期間から、一気にやってきた“デレ”の連発は、視聴者に爆発的な破壊力があった。また、見事なドSなツンデレの黒沢を演じたことで、ディーン・フジオカは、このドラマでさらにファン層を拡大したと思える。
・参考
2022年10月17日放送「火曜ドラマ『君の花になる』放送直前完全ガイド！」（TBS系）
（Aru ◡̈）
