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春場ねぎ原作『戦隊大失格』TVアニメ化決定 監督は『TIGER & BUNNY』さとうけいいち

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『戦隊大失格』©春場ねぎ・講談社/「戦隊大失格」製作委員会

 『週刊少年マガジン』で連載中の人気漫画『戦隊大失格』(講談社)がテレビアニメ化されることが決定し、SPプロジェクト映像と第1弾ビジュアルが公開された。

参考:必殺技やコスチュームがカギ? 『ヒロアカ』『スパイダーマン』『るろ剣』などにみるヒーロー論

 本作は、『五等分の花嫁』の春場ねぎによる人気漫画が原作。主人公は、毎週末地上侵攻を繰り返し敗れ散る怪人たちの下っ端戦闘員として戦う名もなき戦闘員D。そして、その怪人たちの侵攻を食い止め、全人類から羨望の眼差しを向けられる“竜神戦隊ドラゴンキーパー”。しかし、この戦いは実は怪人側が必ず負ける事を義務付けられた茶番劇だった。怪人たちにやりたい放題のとんでもスーパー戦隊をぶっ潰すため、名もなき戦闘員Dが立ち上がる。しかし、物語は単なる悪VS正義の戦いではない……。

 監督を務めるのは、『TIGER & BUNNY』や『いぬやしき』、実写映画『黒執事』を手がけたさとうけいいち。

 公開されたSPプロジェクト映像は、地上侵攻を企てる怪人たちの浮遊城の様子から始まる。映像には地上侵略を企む怪人たちや、大戦隊のレッドキーパーに挑む戦闘員Dの姿、何やら陰謀や曲者感満載の魅力的なキャラクターたち、さらには不敵な笑みを浮かべるレッドキーパーと大迫力の必殺技らしき映像も。そして、最後に戦闘員Dが擬態した謎の少年とは。

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 あわせて公開された第1弾ビジュアルには、5色に彩られた「SENTAI」の文字を前に、バックライトに照らされた戦闘員Dが擬態能力を使ってミステリアスな美少年に変貌する姿と、「正義と悪は誰が決めた」のキャッチコピーが描かれている。

・春場ねぎ(原作)
戦隊大失格を原作として選んでくださりありがとうございます。
漫画制作は時に過酷で孤独で、誰もいない場所にボールを投げ続けるような作業の連続です。
その中でアニメ化は逆に投げ返してもらえたような報われた気持ちになりました。
かっこ悪くかっこ良い戦闘員Dが動く姿を見られるのを楽しみにしてます。
これまで読んでくれた読者さん。
ボールを投げ続けられたのは向かい側に皆さんがいてくれたからです。
アニメに負けないよう全力で投げ続けますのでこれからも拾ってもらえたら嬉しいです。

・さとうけいいち(監督)
これまでHERO作品を多数手がけて来ましたが、たった一つの台詞を目にして監督オファーを受け入れる事にしました。
「たまにはあってもよくないか? 怪人が勝つ展開」
このアツい叫びを主人公怪人Dを通して私もズル賢く暴れてみようと思います! んじゃ暫しお待ちを!!
(リアルサウンド編集部)

 
   

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