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年末デートに高級中華はいかが?大切な日にぴったりの注目店2選

東京カレンダー

豪華な料理と美しい空間は、恋人が喜ぶ艶やかなデートの必須条件だ。

そこで注目したいのが、贅沢な中華コース。高級食材を使った料理の数々と大人の隠れ家にふさわしい空間に、高揚せずにはいられないはず。

今回は、大切な日に恋人を連れて行きたくなる注目の中華レストランを2軒、紹介する!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。


▽INDEX

1.大人の隠れ家でいただく、贅沢な高級食材を使った中華コース@西麻布

2.コスパ抜群の四川料理を堪能!実力派の一軒家レストラン@西麻布


1.大人の隠れ家でいただく、贅沢な高級食材を使った中華コース@西麻布
『鶫 ‒TSUGUMI‒』


大人の隠れ家でいただく中華コースは、それだけで特別な夜を実感する。

さらに、そこへ一皿ごとに行う高級食材のプレゼンが相まれば、気分は自ずと最高潮に達するだろう。



全国から厳選された至極の食材に歓喜する


黒毛和牛にキャビア、フカヒレと高級食材をいくつも盛り込んだコースを用意する『鶫 ‒TSUGUMI‒』は、昨年誕生したばかりの新鋭。

時季によって上海ガニやオマールエビも登場し、ときにはトリュフもたっぷりと使う。その充実ぶりは明快で、見ているだけで高揚する。



ホワイトスタージョンキャビア&宮崎産からすみ。



「キャビア カラスミ ビーフン」。

固茹でにした麺にホワイトスタージョンキャビアと、1kg9,000円の宮崎産からすみをトッピング。



尾崎牛リブロース。



「いい素材だけをあれこれそろえた(笑)」。

笑顔で語るオーナーソムリエの進藤幸紘さんは、世界的ソムリエ・田崎真也さんが運営するレストランでワインのイロハを学んだあと、ロンドンのレストランでサービスの現場をみっちり経験。

六本木『series』を経て、西麻布の雑居ビルの一室に城を構えた。

確かな経歴があるからこそ信頼は厚く、常連の多くは進藤さんのペアリングに身を委ねる。


仄暗いカウンターで華やかな中華が輝きを増す!


20種類の高級乾物。



恵比寿『龍天門』出身のシェフによるコースの定番は、ナマコやユイチェンといった、20種の高級乾物を丁寧に戻し、じっくりと旨みを抽出した「仏跳牆(ぶっちょうしょう)」など。

「すべての食材は、現物をお見せしてから調理を始める」と、この日は見事な毛ガニが登場。



北海道噴火湾産毛ガニ。



肉料理も一流店御用達の尾崎牛が迫力満点の塊で披露される。

高級食材を目の当たりにした後で料理に舌鼓を打つという、幸福のループが最初から最後まで続くから、ふたりのテンションは上がりっぱなしになるのだ。


ペアリングはレアなワインが目白押し!


フランスワインが多く、全体の7割がブルゴーニュ。

シャンパンも過不足なくそろうほか、イタリアワイン「バローロ」のヴィンテージなど、高価な銘柄が充実。7杯 10,000円~。

新藤さんは「9割以上がリピーターの方で、本当にありがたいです。さらに先日、同じビルの1階に鮨、焼き鳥、もんじゃ焼きの3業態がそろう港区クオリティの“横丁”を作りました!」と、歩みを続けている。これからも注目の人気店だ。


2.コスパ抜群の四川料理を堪能!実力派の一軒家レストラン@西麻布
『Ji-Cube』


西麻布の住宅街に佇む、庭付き一戸建てが丸ごとレストランという設定にまず驚く『Ji-Cube』は、ハイクラスな立地にもかかわらず、コースを1万円台で提供。

しかもシェフは、あの巨匠の薫陶を受けており、実力は折り紙付きだ。



シェフの佐々友和さんは四川料理ひと筋を貫いて25年以上。

あの菰田欣也さんを長年支え、『4000 Chinese Restaurant』では料理長も務めた。それゆえ、伝統の麻辣な料理はさすがの仕上がり。

熱気とともに立ち上る豊かな香り、痺れる辛さの奥に潜む複雑な旨みで、師匠譲りの実力を発揮している。


名店のDNAを色濃く受け継ぐ少量多皿コースのコスパに驚嘆


右上.ミスジにキノコの一種であるカソウカを合わせた「和牛の麻辣仕立て」。

左上.さわやかな「花椒香る焼茄子」。

左下.辛いが後味スッキリな「カツオの豆板醤和え」。

右下.ココナッツシュレッドが香ばしい「巻海老の砂金仕立て」。


真っ赤なカウンターで供されるハイセンスな中華に、ふたりの温度は急上昇!


一方、麻辣でない中国料理にも積極的で、そちらも出色の出来。

例えば、秋の春巻きはゴボウと舞茸を具材に活用。「香りと食感を素朴な甘みで食べさせたい」と、蒸し栗のすり下ろしを振りかける。

肉や魚の強い旨みに頼らず、秋野菜の繊細な滋味で構成した斬新な点心だ。

「食材の持ち味を生かしつつ、驚きまで表現する」。それが佐々さんの志す中国料理。

普通は鮮魚で行う清蒸(チンジョン)を里芋に施したり、ラーメンを鮎で仕立てたりと発想は柔軟。



「今までの経験を応用しているだけ」と語る誠実な人柄も料理に投影されており、素材本来の旨みを丁寧に引き出している。

1万円台で少量多皿にした理由は、「何度でも来ていただける価格で、旬をいろいろと食べてほしい」。だから、折に触れて通いたくなる。

デートで四季の滋味を共有すれば親密度は増す。『Ji-Cube』には、そんな効果もある。


+8,800円で堪能できる種類豊富なペアリング!


シャンパンに始まり、中国酒を必ず含むペアリング。内容はコースによって変わるが、8~9杯を提供する。

取材時は穴子の香味に合わせて、黒もち米で作る黄酒「朱鷺黒米酒」、春巻きにオレゴンのピノノワールなどを提案。


“四川の巨匠”が太鼓判!


師である『4000 Chinese Restaurant』の菰田さんは語る。

「『四川飯店』から25年間一緒で、素晴らしいセンスと才能がある料理人です。場所柄からすると決して高くない価格で、皆さまに喜ばれる料理をこれからも作ってほしい」

佐々友和シェフは、「食材の高騰もありますが、いろいろな人に来ていただきたいから、今後もこの価格設定は守っていくつもり。若い方にも、ぜひ本物の美味しさを知ってほしい」と、中華の未来を担う料理人として、期待を集めている。



豪華な中華料理をふたりで楽しめば、心も存分に満たされるはず。

必ずや期待以上のデートとなるだろう。


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