よく熟し、瑠璃(ラピスラズリ)色になった実は、アクセサリーを作っても楽しい、とinoriさん。細くて丈夫なリュウノヒゲの葉を使い、指輪やちいさなペンダントが作れます。
指輪は爪で2か所、葉を通す穴を開け、そこから表皮と大きな胚乳の隙間を通すような感じで葉をもう一方の穴まで通します。先端より根元の方がより固いので、根元の方から差し込んでいくとうまくいきます。
「指の太さの輪にして、結んでもいいのですが、もう一度差し込む方が簡単かと思います」
また、これを連続して数珠繋ぎにし、小さなネックレスを作るのもいいですね。葉を編み込んで中に実を入れ、ペンダントヘッドを作ることもできます。
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編み込むのはちょっと大変、という方には「ハングマンズノット」という調節できる輪を作る結び方で、ペンダントヘッドを作る方法をinoriさんは紹介しています。
まず大きく輪を作り、片方の先端部を小さな輪を作って折り返します。折り返した先端部をクルクルと数回重なった葉に巻きつけ、先端を先ほど作った折り返し部の小さな輪に通します。
巻きつけた部分をしごき、葉を通した小さな輪を締め上げれば完成。大きな輪は、結び目をスライドさせることで大きさを調節できるので、実を中に入れて動かないよう締め付けてやるとペンダントヘッドの完成です。
胚乳部分はゴムのような弾力性があり、スーパーボールと同じように弾みます。この特性を使ったあそびも楽しそうですね。
このほかにも色付いた紅葉の葉で赤とんぼを作ったり、イチョウの葉でうさぎさんを作ったりと、inoriさんはTwitterで草花あそびを紹介しています。画像だけでなく、動画で作り方も解説しているので、参考にすると素敵な作品が作れますよ。
リュウノヒゲ(ジャノヒゲ)の実が地球色です🌏
だんだん瑠璃色になっていきますが、今の時期は緑と白と水色と青が混ざっていて、地球の様でとても綺麗です。
リュウノヒゲの葉を挿して指輪にしています。実の中の大きな胚乳はスーパーボールのように弾みます。 pic.twitter.com/MyKt5mt0X8— inori (@kusabanaasobi) December 2, 2022
<記事化協力>
inoriさん(@kusabanaasobi)
(咲村珠樹)