以前筆者は、春日さんがエアロビクスの大会と東大合格を目指すチャレンジ企画を同時におこなっているとき、お話を聞いています。
「東大企画のほうは、朝、先生がついての授業が週1とか週2なんですよ。だいたい朝8時から3時間くらいやっています。エアロビのほうは夜ですね。仕事終わりで、21時とか22時くらいから2時間ぐらい週4回やっています。朝、勉強して、夜、エアロビして、筋トレをやりにジムにも行って、その間に仕事している感じです」
この上、さらに漫才など、ほかの仕事も加わります。
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「こっちがいろいろやっているときに向こう(若林正恭)は待ってて、収録が終わってからも稽古みたいのがあるので、ネタ合わせとかの時間を作るのが大変ですね」
こうしたハードスケジュールを、なぜ春日さんは対応し続けられるのでしょうか。
「何かに耐えるとかは、けっこう出来ますかね。僕は風呂なしの部屋にずっと住んでみたり、耐えるじゃないですか。
スタッフに『ここで待っといてください』と言われて、その後、全然呼びに来ないというドッキリ企画でも、呼びに来るまで6時間くらい待つとか。警察犬より長い時間待つという(笑)。
もちろん、途中から『呼びに来ねぇな』と思っているんですけど、『そっちが来ねぇなら、こっちも待ってやろうか』みたいな感じで待ち続ける。チョット無理目なことを言われたほうが、『じゃあ、やってやる』みたいになるかもしれませんね」
春日さんは、厳しいスケジュールや状況を課せられれば課せられるほど闘志を燃やすタイプなので、6時間も待つことができたんですね。
インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。