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宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「子供が『君が代』を知りません」

アサ芸プラス

 フランスの国歌を例にとってみましょう。有名な「ラ・マルセイエーズ」です。フランス人はこれをなにかとよく歌いますが、内容はひどく激しい。フランス革命当時の話で、マルセイユ地区から兵士が行進する際に、士気を高めるために歌ったものでした。「やれー! 倒せー! 喉をかき切って血で染め上げよ!」というような歌詞です。

 余談ですが、「ラ・マルセイエーズ」をビートルズが皮肉って、彼らの曲「愛こそはすべて」のモチーフに使用しました。なので、イントロだけは知っている、という人は多いのでは。

 さて、日本が国歌を子供たちに教えないのはどうなのか、という件。日本は今、なんだかんだ言って平和です。子供たちは日本が今、平和なことに感謝しながら「君が代」を歌うシーンがあってもいいですよね。「えー、こんなダサい曲!?」と感じるかもしれませんが、今のJ-POPみたいな国歌になったら、それも違和感がありませんか。

 重要なのは内容や曲調ではない気がします。今の若者は「君が代」を歌って戦争なんか思い出しません。「国歌を知らない=愛国心がない」ではありませんが、今一度、文科省は検討を。

宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。

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