この発言に最も驚いたのは報道陣よりむしろ、所属事務所関係者だったようで、結局、割って入ったマネージャーにより、当初15分を予定していた会見は5分程度で終了。
結果、この「突然の恋人宣言」によって、元気をアピールするはずだった乗馬での登場も、不自然な日焼けメイクによる演出も全てふっ飛び、さらに新曲のPRも満足にできないという、なんだかなぁ~の記者会見となってしまったのである。
ちなみに翌日の一部スポーツ紙には、くだんのバーテンダーの「プロポーズ?何のことですか。全く知らないし、そんな事実はありません」というコメントが掲載されていた。
その言葉に、いつか彼女の前に「白馬に乗った王子様」が現れることを願ったものだ。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。