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日本が目指すべきは「小さくてもキラリと光る国」人口減少問題の第一人者・河合雅司が語る未来<初耳学>

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日本が目指すべきは「小さくてもキラリと光る国」人口減少問題の第一人者・河合雅司が語る未来<初耳学>

12月4日放送の「日曜日の初耳学」(MBS/TBS系)に、累計売上100万部超えの大ベストセラー「未来の年表」の著者・河合雅司氏が登場。日本における人口減少問題の第一人者である河合氏が林修先生の質問に答え、日本がこれから向かうべき方向について語った。

■「“ポツンと五軒家”はやめるべき」

少子高齢化による人口減少が課題となっている昨今。河合氏は著書の中でさまざまな“未来年表”を提示しているが、これらは「人口推移のデータから導き出されたもので、ほぼ確実に訪れる未来です」と断言した。

日本の人口減少は待ったなしだ。林先生が「出生数が100万人を切ったのが2016年で、今年の上半期の速報値が38万人でした」と少子化に言及すると、河合氏も「(2022年は年間で)75万人ぐらいになるんじゃないでしょうか」と推測した。

もし、今年生まれた子どもの数が80万人を下回れば、少子化が想定より前倒しで進んでいることになる。そんな現状で、河合氏が訴えるのが「“ポツンと五軒家”はやめるべき」ということ。地方移住をやみくもに推進し、小さな集落が点在する状況を作ることは、インフラ整備の点で非効率であると河合氏は言う。

とはいえ、一極集中の是正自体を否定するわけではない。「(なるべく人口を集中させる)“地方集住”の形をとって、あるエリアに最低10万人が集中して住んでくれれば、そのエリアは持続可能であろうと言われているんです」と、目指すべき地方移住の在り方について語った。

■経済を“戦略的に”縮める

なかなか明るい未来が見出しづらい状況だが、河合氏は希望を捨てていない。「1年遅れればその分、選択肢は少なくなります。今やれば間に合う。『いつやるの?』って話なんです」と警鐘を鳴らし、「人口減少を止めることはできないんです。我々が目指すべきは、人口が減ることを前提に生産性や成長を維持していく経済モデルを作ること」と訴えた。

そのための戦略として、河合氏が提案するのが「経済を戦略的に縮める」という考え方。

「今までの社会の規模、やり方を維持しておこうと思っても、どの分野も人材がいなくなってくる。産業をゼロベースで見直して、捨てるものを捨て、残すものは徹底して良くしましょう、と」。残す産業を決め、高品質のものを高い付加価値で売る発想に転換すべき、とした。

そして、「高く売れる状況を作っていけば、この国は十分基礎体力が残っていますので、『小さくてもキラリと光る国』を目指していくことは十分可能です」と力強く訴えた。

■「根本的に考え方を変えないと」

河合氏は、若者がチャレンジの機会を与えられずモチベーションも能力も発揮できていないことを「日本の少子高齢問題・人口問題の一番の危機」と指摘。

若者のエネルギーを引き出すヒントとして「“若い人の街”を作っちゃえばいい。企業がみんなで出資して、社宅のような形で30代までが住むエリアを作って、そこで該当する年齢の社員ばかりでワイワイやる。有能な人を引っ張り上げていく」と大胆なアイデアも提案。

「ほんの少し発想さえ変えれば、日本はまだ十分勝ち残っていけるし、今まで見た日本とは違う日本がやってくる」と訴えた。

今まさに危機的状況にある日本。インタビューを終えた林先生は、「根本的に考え方を変えないとどうにもならない状況になっていると思うんです」と危機感をにじませた。

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