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藤井聡太氏もハマる「トレインシミュレーター」その魅力と可能性に迫る

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「トレインシミュレーター」より

 「トレインシミュレーター」というゲームカテゴリをご存知だろうか。ゲームカルチャーに明るくない人にとってはあまり耳慣れない名であろう同カテゴリが、にわかに注目を集めている。

参考:【画像】まるで本当に電車を運転しているかのような、リアルなゲーム画面

 きっかけとなったのは、いまや時の人ともいえる将棋界のホープ・藤井聡太氏の発言。11月18日におこなわれたトークイベントで彼は、「トレインシミュレーターをプレイすること」を代表的な余暇の過ごし方に挙げた。

 「トレインシミュレーター」とは、いったいどのようなゲームなのだろうか。概要を踏まえ、その魅力と可能性を考えていく。

■運転士となり、鉄道の運行を体験する「トレインシミュレーター」

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 「トレインシミュレーター」とは、プレイヤーが鉄道の運転士となり、実際にある電車・路線の運行を体験するコンピューターゲームの総称だ。日本国内では、タイトー開発の「電車でGO!」シリーズが広く知られている。

 藤井聡太氏はくだんのトークショーにおいて、「パソコンで実際の電車を運転する」と説明していた。このことから同氏がプレイしているのはおそらく、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)が提供する『JR東日本トレインシミュレータ』と推測できる。同タイトルは2022年9月、業務用シミュレータの企画・制作を手がけてきた株式会社音楽館(以下、音楽館)の開発のもと、PC(Steam)にてアーリーアクセス版がリリースされた。今月15日には1か月半ほどの有料試供期間を経て、正式な製品版も発売を迎えている。1番の魅力は、JR東日本の運転士が実際に訓練で使用している業務用シミュレータである点。つまり、あこがれの運転士と同じ目線で本格的な運行を楽しめるというわけだ。

 『JR東日本トレインシミュレータ』本編で体験できるのは、「東海道線(東京~品川の2区間)」「中央線快速電車(高尾~八王子の2区間)」「大糸線(松本~梓橋の4区間)」の3路線。それぞれダウンロードコンテンツを購入することで、より長い区間を運転できる。

 価格はゲーム本編が2,980円、ダウンロードコンテンツが各3,980円(東海道線・東京~熱海)、2,980円(中央線快速電車・高尾~東京)、2,980円(大糸線・松本~南小谷)。アーリーアクセス版では京浜東北線、八高線を体験できたことから、やがては同路線も追加されると予測する。旅客鉄道の運営を本業とするJR東日本だけに、今後定番のトレインシミュレーターとなっていくのではないかと、フリークたちの話題を集めている現状だ。

※価格はすべて税込

■なぜ「トレインシミュレーター」は、鉄道ファンの心を惹きつけるのか

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