「あれは、橋田(壽賀子)先生が書いたシナリオ。(本当は)離婚したかった」
とカミングアウトしたのだから、もうビックリだ。
会見でピン子は、橋田氏から「ご主人からもらったラブレターを会見に持っていって、大泣きしなさい。そしたら女性が同情するから」と言われたそうだが、
「それがバッシングでしょ。あたし怒ったわよ、橋田先生に」
これが真相だったのだ。共演者の村田雄浩も目をパチクリさせるばかりだったが、
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「イヤなことは忘れるのが一番。だから、前向きに生きられるのよ」
と悪びれる様子もないピン子に、「女優魂」ならぬ「雑草魂」を見たのである。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。