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井上雄彦『SLAM DUNK』声優への演出について明かす 公式インタビュー後半公開

シネマトゥデイ

『THE FIRST SLAM DUNK』井上雄彦描き下ろしポスタービジュアル – (C) I.T.PLANNING,INC. (C) 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

 3日に公開を迎えた、アニメーション映画『THE FIRST SLAM DUNK』で監督・脚本を務めた原作者・井上雄彦が、同日、オフィシャルサイトに掲載されたインタビュー内で、アニメーション監督としての経験や、新作に込めた思いを語っている。

 前後編の後半となるインタビューで井上は、監督として目指した作品の方向性や、かなりの数をレタッチしたというカットへのこだわり、そして、自分の思い描いた作品を実現するために交わしたスタッフとのコミュニケーションを振り返っている。

 そのなかで、声優への演出についても尋ねられた井上は、あまり誇張表現を使わない「ナチュラルな感じ」に本作をしたかったと明かし、ほぼ全てのキャストにその基本姿勢を伝えたうえで「あとはやりながら、一緒に探していく。そういう作業だったと思います」と述懐。そのうえで「だからこそ、連載していた頃にテレビアニメがあり、声優さんたちがいらっしゃったけど、自分としてはそこにはさわれないというか」と言及した。

 「あの何年間かのテレビアニメで声優さんたちは、プロフェッショナルとしてキャラクターと向き合い、それぞれのやり方でキャラクターを育ててこられたと思うんですね」という井上は、もし映画をオファーしていたら、かつて育てたキャラクターを捨ててもらわなくてはいけなかっただろうと振り返り「それはできないなというのがあって」と明かした。『SLAM DUNK』として「根っこは同じ」だが「ただ、同じ根っこから生えるもう1本の木、という感じでこの映画を捉えている」という井上は、芝居のうえでも、普通のバスケ部の高校生である点を大事する意向を声優にも伝えていたという。

 そのほかにも井上は、映画が完成した瞬間やアニメーション映画監督として学んだことなどをインタビュー内で明かしており「随分前に読んだ人が“初めて観る”みたいなことができたら、それがいいんじゃないかなって。喜んでもらう形のひとつとして。なので、出会ってもらう。こういう『SLAM DUNK』もあるのかと、初めて出会うみたいな出会い方をしてもらえたら嬉しいなと思いますね」と語ると、「映画館で観て欲しいですね。まず画が大きいというのがあるし、音がもう断然映画館のほうがいいよっていうのがあります」と呼びかけている。

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 「SLAM DUNK」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1990年から1996年まで連載されたバスケットボール漫画。高校バスケを題材に、湘北高校バスケ部に入部した破天荒な初心者・桜木花道が、チームメイト・流川楓との衝突や、強豪たちとの試合を通して、急速に才能を開花させていく姿が描かれる。新作映画では、主要メンバーとなる5名のボイスキャストとして、PG(ポイントガード)宮城リョータ役を 仲村宗悟、SG(シューティングガード)三井寿役を笠間淳、SF(スモールフォワード)流川楓役を神尾晋一郎、PF(パワーフォワード)桜木花道役を木村昴、C(センター)赤木剛憲役を三宅健太が担当する。(編集部・入倉功一)

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