メキシコ北西部の街で、“大量のココナッツ”(=やしの実)が押収された。殻の中から出てきたものは、道路に大量に積まれたココナッツ。殻を割ると中からは白い実ではなく、白い袋に詰められた麻薬としても指定される「フェンタニル」が大量にでてきた。
【映像】押収された大量の“麻薬”
地元当局によると、メキシコ北西部のソノラ州で、トラックの中からココナッツに隠された錠剤約300キロが見つかったという。フェンタニルは鎮痛剤の一種だが、ヘロインと比べ最大50倍の強さがあるといわれていて、アメリカでは乱用による死亡事故が社会問題になっている。
現地の警察はトラックの運転手ら2人を逮捕した。(ANNニュース)