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巨人・松原聖弥「背番号9」1年で剥奪の現在地 身体能力は抜群も…指摘される「欠点」とは

J-CASTニュース

プロの世界は厳しい。巨人・松原聖弥が今オフ、わずか1年で背番号「9」を剥奪された。

今年は完全に輝きを失っていた。50試合出場で打率.113、0本塁打、4打点、2盗塁。リードオフマンとして期待されたが、打撃で結果を残せず1軍と2軍を往復した。

「外野の守備能力で言えばチームNo.1でしょう」

スポーツ紙デスクは松原について、

「足が速くて身体能力が高い。外野の守備能力で言えばチームNo.1でしょう。躍動感あふれるプレーは大きな魅力ですが、松原の欠点は状況判断に応じたプレーにあります。走者を進めなければいけない局面で簡単にフライを打ち上げたり、塁に出ることが求められる役割でボール球に手を出して三振する。本人も試行錯誤をしていると思いますが、首脳陣とすれば歯がゆいでしょう」

と語る。

育成枠で入団して駆け上がってきた。

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昨年は135試合出場で打率.274、12本塁打、37打点、15盗塁といずれも自己最高の数字をマーク。自慢の俊足でダイヤモンドを疾走し、2ケタ本塁打を打つパンチ力もある。ストライクゾーンを外れたボール球をヒットゾーンに飛ばすミート能力は稀有な才能と言えるだろう。

ただ、攻守で手痛いミスも目立った。実戦で失敗はつきものだが、勝負を左右する大事な局面では命取りになる。背番号「9」を託した亀井善行打撃コーチが21年10月23日のヤクルト戦(東京ドーム)後に行われたセレモニーで、「聖弥、あんたは天才だから。もうちょっとだけ頭使っていけよ」と名指しでゲキを飛ばしていたのが印象的だった。

「もっと思い切りよくプレーしてほしい」

松原も課題は自覚していただろう。だが、実戦で結果が出ない日々が続き、自身のプレースタイルを見失っているように見えた。

巨人を取材するスポーツ紙記者は、「松原の持ち味は野性味あふれるプレーです。ミスを怖がって小さくまとまらず、初心に戻ってもっと思い切りよくプレーしてほしい。丸佳浩が右翼にコンバートされたことで、中堅がレギュラーの空白地帯になる。松原も2月の春季キャンプから存在感を示せば、十分にチャンスはある」と期待を込める。

外野のレギュラー再奪取へ。育成から支配下昇格した際につけた背番号「59」で、巻き返しを狙う。(中町顕吾)

 
   

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