『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』のスペシャル映像が解禁！アントマンがアベンジャーズ最強の敵カーンと対面

マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「いままでの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”につながる作品」と明言するマーベル・スタジオ劇場公開最新作『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』が2023年2月17日(金)に全国公開される。このたび、史上最小のヒーローであるアントマンたちの大きな歩みを振り返るスペシャル映像が解禁された。

身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズであるアントマンだが、これまでに重要な役割も果たしてきた。宇宙の生命が半分消されていた『アベンジャーズ／エンドゲーム』(19)では、量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づく。彼はそのことをキャプテン・アメリカや、アイアンマン(トニー・スターク)らに伝えると、これをヒントにアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収し、サノスとの最終決戦に臨むことになったのだ。

今回解禁となったのは、アントマンが登場した『アントマン』(15)、『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』(16)、『アントマン＆ワスプ』(18)、『アベンジャーズ／エンドゲーム』でのこれまでの名シーンが盛り込まれ、新たなアベンジャーズが始まる１作目となる『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』へとつながっていくスペシャル映像だ。

身体の小ささとは裏腹に、アベンジャーズにとって、ひいては世界にとって、アントマンの存在の大きさを改めて知るきっかけともなりうる映像で、ファンにはたまらない仕上がりとなっている。

また、アントマンとして危険と隣り合わせの壮大な戦いへ挑むスコットの原動力である愛娘キャシーとの思い出の数々も織り込まれ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)お得意の“エモさ”が涙腺を刺激する。映像後半では、大きな戦いを終えたアントマンが次に『アントマン＆ワスプ：クア ントマニア』で立ち向かうことになる、最小ながら最“狂”の量子世界が。

アントマン、ワスプ、そして大人になった娘キャシーが量子世界に迷い込んだ姿や、新しいアベンジャーズにとって最大の敵と噂されるカーン(ジョナサン・メジャース)とアントマンが接触を図る姿も映されている。

ケヴィン・ファイギが「これはとても“ビッグ”な映画です。いままでの映画とも違い、次の『アベンジャーズ』に直結する作品です」と宣言したが、それほど重要な本作がアントマンの歴史とともに少しずつひも解かれていく。

同じくMCUの人気シリーズ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：VOLUME 3』(2023年5月3日公開)の新情報も同タイミングで解禁となり、続く『アベンジャーズ：カーン・ダイナスティ(原題)』に向け、人々の熱が高まるいま、“小さな”ヒーローのさらなる“ビッグ”な情報に引き続き注目していただきたい。

文/山崎伸子