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プーチン「人間はいずれ死ぬ」兵士の母におぞましい説教!「投降ホットライン」にすがるロシア兵たち

アサ芸Biz

 ある意味平和な語らいだったから逆におぞましさが際立ったのが、ロシアの「母の日」である11月27日に合わせて設けられた、プーチンと兵士の母親との面談の場における大統領の発言だった。息子がウクライナとの戦争で戦死したという母親を前に話を引き取ってこう言ったのだ。「時に人生は虚しい。ウォッカの飲みすぎや交通事故で多くの人が死んでいる」との前置きを置いて、「だから問題はどう生きたか」だとして「あなた方の息子は生きた意味があったのだ。目的を達成したのだから」と、トンデモ説教を披露したのだ。

 もちろんそこでは「そもそも大儀のある戦争なのか」「無謀な作戦の結果、祖国に殺されたのではないか」といった当たり前なツッコミはここでは意味をなさない。

「そこに集められた女性らは政府関係者という“仕込み”と見られていますが、そりゃ当然でしょう。こんなサル芝居の浮いたセリフを聞かされて、本当に怒らない母親はいないはず。むしろこんな茶番の演出しかできない大統領ではなかったはず、という見方がなされています」(全国紙記者)

 では実際の現場で何が起きているかと言えば、イギリスBBCが報じたところでは、ウクライナは9月にロシア兵向けに「投降ホットライン」を開設したが、ここへの問い合わせが増えているのだという。

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「開設直後にも多くの問い合わせがあったことがウクライナから公表されてはいましたが、特に11月9日にウクライナ南部のヘルソン州からロシアが公式に撤退することを明らかにした直後から急増したということです。ホットラインは直接電話をかけたり、テレグラムやワッツアップといったアプリで登録すればつながるものですが、中にはモスクワからの問い合わせで、今後徴収されてウクライナ人を殺すようなことはしたくないがどうすれば良いかといった、ロシア国内からの問い合わせもあるそうです」(同)

 この冬は、ロシアウクライナの発電所といったインフラ爆撃を繰り返していることから分かるように、大きな局面を迎える。そこでロシアは12月の頭には10万人規模の追加動員を行うという観測もあるので、今後ホットラインが引きも切らずに鳴って休む暇がなくなるのかもしれない。

(猫間滋)

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