
自分に自信が持てなくて毎日が充実しないあなたへ ※本記事は、森規巳子氏のエッセイ『オタ女のスピリチュアル講座』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。
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他人軸な人の共通点は「否定の記憶」
他人軸な人は「自分に自信がないから、周りの反応が気になったり、人の意見に流されてしまう」と言います。その理由について聞き取り調査をしたところ、「過去に他者から否定された体験をしている」ことが分かりました。
具体的には、
・親に、兄弟姉妹やよその子や理想の子供像と比べられ、ジャッジや批判をされた
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・親から厳しくしつけられた。無視や放任などの冷たい態度を取られた
・自分の意見を聞いてもらえず、親の思い通りにさせられた
・いじめや差別やモラハラなど、外部の人から傷つけられた
などは典型的な否定体験として挙げられました。
ここで重要なのが「否定の程度は関係ない」という点です。「痛み」の感じ方は人それぞれ違うので、一年間いじめられた子もたった一度親友から無視された子も、否定されたという点では同じと捉えます。
否定された体験は、「否定の記憶」としてデータ化されて、潜在意識(無意識)に刻まれます。このデータには、引き金になったエピソードと共に当時の心の痛みや感情も含まれています。これらは自然に癒されたり消えることはないため残り続け、のちの人生に影を落とすようになります。