top_line

気持ちいい!サクサク進む爽快パズルゲーム
「ガーデンテイルズ」はここからプレイ!

日本ハム・阪口樂 ボス絶賛のスイングスピードで急成長/秋の収穫

週刊ベースボールONLINE


プロ1年目のシーズンは一軍デビューを果たし初安打も放った

 沖縄・国頭で実施された秋季キャンプを総括した新庄剛志監督が、名指しで成長を認めた若手選手がいた。「目立って急激に変わったのが、石井君と阪口君。阪口君は急にバットスイングが速くなったなぁ」と、高卒1年目のシーズンを終えた阪口樂の名前を挙げた。中堅の石井一成とともに、指揮官の目に留まるほど、進化の兆しを見せた。

 阪口は、ある思いを胸に秋季キャンプへ臨んでいた。「侍ジャパンとの試合、僕だけ居残りだったので、絶対に見返してやろうと思って、気合入れてました」。チームは11月5日に侍ジャパンと戦ったが、阪口は出場メンバーに選ばれず、鎌ケ谷へ居残って練習。その試合では同期入団で同学年の有薗直輝が途中出場で安打を放った。悔しさが募った。

 負けたくないというライバル心に火がついた。秋季キャンプでは「いろいろ試していたら、いいなと思った」と、打撃フォームに手応えを感じていた。同期の有薗と競い合うように練習に打ち込み、成長していく様は新庄監督の脳裏にもしっかりインプット。阪口にとっても、大きな収穫を手にできた、沖縄でのキャンプ期間だった。

 今季は一軍デビューも果たし、7月10日のソフトバンク戦(PayPayドーム)ではプロ初安打を放った。両親が観戦に来るタイミングでスタメン起用してくれた新庄監督の粋な采配に応えた一打は、勝負強さも感じさせた。守備では三塁や外野にも挑戦し、選手としての幅を広げた1年目。今オフもしっかりと成長を継続させて、来季は一軍定着を目指す。

写真=BBM
 
   

ランキング(スポーツ)

ジャンル