「事前に配信されているラジオ」の「元ネタとなった実際のロケ映像」を見て、芸人がラジオでどこの話を盛ったのか、話術・構成・脚色によって面白く演出する力＝”盛力（もりりょく）を検証していく「盛ラジオ」（毎週木曜深夜1時放送／テレビ東京ほか）。
最終回で盛力を試されるのは、”ラジオスター”アルコ＆ピース（平子祐希、酒井健太）。架空のラジオ番組でロケを敢行し、ロケで起きた内容を元ネタにラジオを収録。出演者はロケ映像は一切使わないと聞かされているが、実は、後日テレビ番組の収録で企画の詳細を明かされるという企画なのだが…アルピーの2人はこれまでとは違う！？
なぜそうなったのかは、Spotifyで配信中のラジオ番組「盛ラジオ」で説明！ ここではアルピーのラジオの一部を紹介！
最終回でハプニング発生！
ラジオのオープニングで、平子が「ラジオの内容を後日ロケ映像とともに検証される」という番組の趣旨を説明。これまでの出演者は知らずにロケを行いラジオを収録していたが、ADの手違いでスタッフ用の台本を見てしまい、2人は全てを知った状態でロケを行うことになったのだ。いわばドッキリ失敗！ しかも、そのADが「大したもん」だった！？
全てを知った上でのラジオ収録。平子は「それがポジティブな盛りになればいい」と口にし、ラジオがスタート。
今回2人が訪れたのは、陶芸教室「江戸遊」。先生はこの道50年の職人。ロケにあたって、平子は陶芸に関する「お土産トーク」を用意してきたという。
平子「今日お話ししましたよね、先生に。
『僕、旧西ドイツのビンテージの花瓶集めにハマっているんです』と」
酒井「してましたね」
平子「そしたら先生、ピクっと目の色変えて」
酒井「わかったのは、あんまり西ドイツ方面この先生得意じゃないなと」
平子「違う違う、違うよ」
酒井「いや、そうだった」
平子「今では使えない釉薬が出す独特の色合いが好きで、
集めてるんですって言った時
見た？
先生の右拳がギュッと握られて、血が滴ってたの。
ああ、今日ロケじゃねえんだな。殺し合いなんだなと」
…と、平子ショーが繰り広げられていく。さらに平子は、教室の生徒とのやり取りで、長年スベり続けてきた「美味しんぼボケ」がようやく日の目を見たと話す。
平子「その生徒さんがメガネをかけてらしてね。
『ちょっと魯山人の雰囲気じゃないですか』
現場ドーン！」
酒井「現場ドーンじゃないですよ、
映像がちゃんと残ってるわけですから。
技術さんもずっとあくびしてましたよ」
平子「その後、師匠と生徒さんですから、その関係性になぞらえて
『唐山陶人と海原雄山じゃないですか』
ドーンドーン！」
酒井「いやいやいや、だから残ってんだよ映像」
平子「『ガキの使い』のフリートークみたいな」
平子のトークに現場はドーンと大爆笑！？ さらに、陶芸の話で、平子が先生から一目置かれる⁉ 作業の一つ、粘土を満遍なく伸ばす「土殺し」の話になった際…
平子「先生に『土殺しって土生かしでもありますよね』って言ったら
『君どっかでやってたね？』って言われた」
酒井「我々の見えないところでそういうやりとりが」
平子「作品や何かを作ること、生み出すことって、
殺す先に生かすがあって、生かすの先って殺すだからね」
酒井「ちょっとわかんないな」
平子「生徒さんが土殺しの作業した後、あの土どうしてた？」
酒井「コップとか茶碗みたいなの作ってましたけど」
平子「俺、あの作業を産声って呼んでんのね。
先生に言ったら『どっかでやってた？』って」
酒井「またかよ」
その後、「陶芸教室にあっていいのか？」と考えてしまう曲のMDを発見した話なども。そして、最後に2人は作品を作ることに。
平子「1回ガチトーンで言ってもいいですか。
ろくろじゃねぇんかい」
酒井「こういうロケでろくろ触んないってことあるんすか」
平子「手でこねて平皿作ったぜ」
酒井「おかしいよ、本当に。
サビの部分でしょこのロケの、ろくろ」
平子「AメロBメロAメロBメロBメロAメロだからね。
まんま終わってったから、メロのまま」
酒井「本当だわ」
平子「手ごねて、ハンバーグちゃうねんぞ」
さらに、酒井が皿につけた奇妙な柄を巡って一悶着が！？
真相を聞いたスタジオの佐久間宣行も「俺がADだったら飛ぶわ」との大ハプニング！ 全ての仕掛けを知ってから収録した、これまでとは違った形となった「盛ラジオ」最終回は、一体どうなるのか！？ まずはSpotifyで配信中の「盛ラジオ」を聴いてから、明日放送「盛ラジオ」（毎週木曜深夜1時放送／テレビ東京）を見て！
過去回は「ネットもテレ東」ほか、「TVer」、「Paravi」、「YouTube」で配信中！
