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「アルゼンチンと戦えるのは名誉」と語ったポーランド指揮官。メッシ対策はお手上げ?「彼がプレーする限り…」【W杯】

SOCCER DIGEST Web

 現地時間11月30日、カタール・ワールドカップ(W杯)グループステージC組の第3戦が行なわれる。

 ここまで1勝1分の勝点4で首位に立つポーランドは、アルゼンチンに引き分け以上でベスト16進出が決まる。しかし、負けた場合は、別会場で行なわれるサウジアラビア(勝点3)対メキシコ(勝点1)でサウジが勝つと敗退が決定。対するアルゼンチンも現在勝点3で、負ければ敗退が決定する状況だ。

 この大一番を前に、ポーランドのチュスワフ・ミフニエビチ監督は前日会見で「激しい試合になるだろう」と述べた。現地メディア『TVP World』が報じている。

「ロベルト・レバンドフスキとリオネル・メッシが対決するということで、注目が集まっているのは理解している。だが、フットボールは1対1で戦うテニスとは違う。誰がエースを出すか、美しいクロスを上げるのか。ロベルトだってチームメイトが必要だし、メッシもそうだ」
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 ちなみに両国の対戦成績は、親善試合を含めて11回。このうちアルゼンチンが6勝している。ただ、指揮官は「フレンドリーマッチの結果は何の根拠にもならない」と首を振った。

 そして記者から「メッシをどう止めるのか?」という質問が飛ぶと、このように答えた。

「どうやって彼を止めるのか――。いい質問だ。この18年間、世界中がそのことに頭を悩ませてきた。私もそのひとり。だが、思うんだ。彼がフィールドでプレーしている限り、完全にメッシを抑え込む方法を見つけることはできないと思う」

 ただ、「絶望しているわけではない」とも付け加えた。

「我々はたったひとつのアプローチしか持っていないわけではない。守備的なだけではなく、攻撃的でなければならない。引き分けを狙うことはしない。それは彼らが得点することを想定しているのと同じだ。だから、我々は先に点を取りたい。その姿勢で立ち向かっていく。何より、選手や監督にとって、ワールドカップでアルゼンチン代表と対戦することは、大変な名誉だからだ」

 注目の一戦は、日本時間12月1日4時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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