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「W杯史上最悪のホスト国」“勝点ゼロ”カタールを英紙が一刀両断「大会で戦えるレベルまでない」

THE DIGEST

「W杯史上最悪のホスト国」“勝点ゼロ”カタールを英紙が一刀両断「大会で戦えるレベルまでない」

 厳しい現実を突き付けられた。

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)グループステージ(GS)最終戦が現地11月29日からスタート。連敗ですでに予選敗退が決まっていたホスト国のカタールは、W杯史上初の勝利、そして勝点獲得を目指したがW杯3度の準優勝を誇る強豪オランダの壁はあまりにも高かった。

 なんとか地元サポーターの前で勝利を届けたいカタールだが、オランダが一方的にボールを回して主導権を握ると、26分にオランダがテンポ良くパスをつなぎダフィ・クラーセンがコディ・ガクポにラストパスを供給。ガクポが持ち込んでペナルティエリア中央から右足を振り抜く。強烈なグラウンダーのシュートがゴール右下に決まり、オランダが先制ゴール。

 前半を1-0で折り返すと、49分にオランダはメンフィス・デパイがシュート。こぼれ球に詰めたフレンキー・デ・ヨングが押し込んで追加点を挙げる。反撃したいカタールはゴール前に人数が足りない場面が多く、ほとんどオランダゴールを脅かすことがなく試合終了。地力の差を見せつけられ0-2で敗戦。スタジアムは残り10分の時点で半分以上が空席となっていた。

 開催国が予選敗退するのは2010年の南アフリカ以来となるが、GS3連敗=“勝点ゼロ”で敗退したのはW杯史上初の出来事。不名誉な記録を作ってしまったホスト国に、海外メディアは厳しい評価を下す。

 英国の日刊紙『The Telegraph』は「W杯史上最悪のホスト国、カタールよさらば」と題した試合レポートを掲載。同紙のジェームズ・ダッカ―記者は、「フェリックス・サンチェス監督率いるカタールのピッチ上の欠点が、これほどまでに浮き彫りになることはないだろう。この大会で戦えるレベルまでチームを成長させるのに十分ではなかった」とW杯初出場とはいえ、あまりにも力不足であったと指摘する。

 加えてダッカ―記者は、「W杯の92年の歴史の中で、開催国がGSを突破できなかったのは2度目だが、それでも2010年の南アフリカ大会とは明確に区別する必要がある」とし、今回のホスト国の戦いを一刀両断した。
 「南アフリカはフランス、ウルグアイ、メキシコと共にいわゆる『死のグループ』に入った。2010年のホスト国は1998年W杯王者フランスに2-1で勝利し、勝点4を得たものの、得失点差でメキシコに敗れ、ラウンド16進出を逃しただけだった。対照的にカタールは3試合で未勝利、得点1。攻撃力あるスペインやフランスを避け、オランダと同じグループだったのは良かったかもしれない」

 試合後カタールのサンチェス監督は、今回の試合は開催国として過去最悪の内容だったかと指摘されると、「統括の話は、好きなように使えばいい」と答えた。

 続けて、「ラウンド16や準々決勝に進出することを目標にしようとは思っていなかった。自分たちは何ができるかを確かめたかっただけです。セネガル戦とオランダ戦の2試合は、いい試合ができました。初戦のエクアドル戦では、自分たちのレベルに達していなかったし、望んでいたようなプレーができなかったことは分かっている」と現状を受け止めた。

 中東初のW杯開催を担ったホスト国は3試合で幕を閉じた。2026年からW杯は48チームに拡大する。次回から16カ国が参加することになれば、大会の質が低下するのは明らか。GS3連敗、失点数「7」という開催国として歴代ワースト記録を更新する不甲斐ない結果を残し、カタールは大会を去る。

構成●THE DIGEST編集部

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