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「本当に才能がある」ヨキッチがロケッツのシェングンを称賛「パスやポストアップができ、いいタッチが備わっている」<DUNKSHOOT>

THE DIGEST

「本当に才能がある」ヨキッチがロケッツのシェングンを称賛「パスやポストアップができ、いいタッチが備わっている」<DUNKSHOOT>

 現地時間11月28日、デンバー・ナゲッツはホームのボール・アリーナでヒューストン・ロケッツを129-113で下し、ウエスタン・カンファレンス2位の13勝7敗(勝率65.0%)とした。

 勝利したナゲッツはニコラ・ヨキッチがゲームハイの32得点、12リバウンドに8アシスト、そしてジャマール・マレーがシーズンハイの31得点に5アシストと、両輪が30得点以上をマーク。

 2年連続MVPのヨキッチと、左ヒザ前十字靭帯断裂で昨季を全休したマレーが揃って30得点以上を記録したのは、2021年3月のシカゴ・ブルズ戦以来初だった。

 一方、敗れたロケッツはウエスト最下位の5勝15敗(勝率25.0%)と今季も低迷。ロスターにはジェイレン・グリーンやケビン・ポーターJr.、ジャバリ・スミスJr.、ケニョン・マーティンJr.といった若手が在籍しているものの、再建段階から抜け出せていない状況にある。

 そんななか、この日は2年目の20歳アルペレン・シェングンがチームトップの18得点に7リバウンド、3アシストと気を吐いた。昨季から出番が増えたことで、今季は17試合(先発14試合)で平均15.4点、9.0リバウンド、2.4アシスト、1.1ブロック、フィールドゴール成功率54.2%を残している。

 206㎝・106㎏、トルコ出身のシェングンは、自身のアイドルでもあるセルビア出身のヨキッチとのマッチアップを心待ちにしていたという。

「彼と対戦するのが楽しみだった。僕は学んでいる最中で彼は優れたポストアッププレーヤーだから、どのようにして守ることができるかを学んでいるところさ」(シェングン)
  両選手は試合中に何度も対峙。シェングンは好ディフェンスでシュートミスやターンオーバーを誘発するなど健闘していたが、ヨキッチは自らリバウンドを奪って着実に加点し後輩に格の違いを見せつけた。

 身体の使い方やスキル、フィジカルコンタクトにおける駆け引きなど、現時点でヨキッチとシェングンには大きな実力差がある。

 それでも、ヨキッチは果敢に勝負を挑んできた若手ビッグマンのことを好意的に捉えていた。

「彼には本当に才能があると思う。こう言うとおかしく聞こえるかもしれないが、あのチームはもう少し彼を通してプレーする必要があると思う。彼らは(オフェンスが)停滞していることがある。

 その点、この男には才能がある。パスが捌け、ポストアップもできて、リム周りでもいいタッチが備わっている。彼がいくつかいい動きをしているのも見たことがあるからね」

 ロケッツは昨季と同様に、グリーンとポーターJr.を中心にオフェンスを展開。ペース(1試合におけるポゼッション数)でリーグ9位の100.3を残すものの、フィールドゴール44.3%はリーグ29位、平均ターンオーバー18.2回はリーグワーストと苦しんでいる。

 シェングンがすぐさまロケッツのオフェンスの中心になるとは思えないが、彼を起点としたオプションを加えることは、チームの攻撃の活性化につながるはずだ。

文●秋山裕之(フリーライター)
 

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