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DDT12.29TDCホール大会で青木真也との一騎討ちが決まった橋本千紘「最後は必殺技のオブライトで仕留めたい」

リアルライブ

 DDTプロレスは記者会見を開き、年末のビッグマッチ『NEVER MIND 2022』12.29TOKYO DOME CITY HALL(TDCホール)大会で、“バカサバイバー”青木真也がセンダイガールズワールドシングル王者の橋本千紘と異色のシングルマッチを行うと発表した。

 ずっと橋本との対戦を希望していた青木は「待望の試合というか、試合が組まれて、今の格闘技、プロレス界で強さを見せられる試合になると思います」と話すと、橋本は「青木選手が対戦したいという記事を夏頃に見かけて、私は断る理由はないと思っていて。女子男子、関係なく強い人間と戦うことで私自身も強くなれると思ってます。DDTのリングが私の強さに拍車を掛けてくれているんで。この戦いも強さをしっかり見せたいと思います」と男女の壁は意識していないとキッパリ。

 青木は橋本戦を望んだ理由について、「元から魅力的な選手だと思っていたけど、プロレス、格闘技を通じて一番練習してるんじゃないかと思ってて。練習あってこその試合。その意味で一番強いんだろうなって。昨年末(12月30日)、GLEATでUWFルールで試合してて、強さを表現できる選手がいるんだなと思って。戦ってみたいなと、そこからです」とUWFルールにチャレンジした点を挙げていた。元々はレスリングのオリンピアン候補でもあった橋本なだけに、格闘技ルールは興味を持っていたジャンルだ。

 橋本は「青木選手は世界で活躍されて、格闘技の印象が強いんですけど、プロレスの試合を見た時にすごいなって感じて。プロレスに飲まれてないというか、ブレない青木真也がすごいなって思って。信念があってリスペクトしてます」と話していたが、ここでルールの話題になり、橋本が「UWFルールでも、プロレスルールでも」と話すと、青木は「ロープ外すと手間だと思うんですけど、できたらロープ外して巌流島ルールでやりたい。3回転落したら負け」とまさかの巌流島ルールを提案。これは要検討になりそう。

 橋本が「もともとレスリングやってますし、思いっきりレスリングを見せて、最後は必殺技のオブライトで仕留めたいと思います」と投げ技にこだわれば、青木は「ギブアップ取りたい。レフェリーに止められるとかじゃなくて。橋本選手のオブライトに関しては、持ち上げられて投げられたらその時点で終わりなんで、持って行かせないというか、厳しい試合をしたいと思います。でも最後は押し出しですよ。3回で」と巌流島ルールを譲らないまま会見を終えている。

 2人が交わることで、どんな化学反応が見られるのか楽しみだ。

(どら増田)
 
   

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