カタールW杯の初戦で優勝4度を誇る超強豪・ドイツを逆転で破り、世界中を驚かせたサッカー日本代表。その逆転ゴールを挙げたのが、浅野拓磨選手(28)だ。
「あれは拓磨が得意だったプレーです。味方が劣勢で守備重視のとき、一本のロングパスが出て、それに拓磨が合わせて一人で点を取ってくる。中学生のときに私の前でよく見せていたことを、まさかあの大舞台でやってのけるとは」
そうほほ笑むのは、中学時代の恩師、サッカー部顧問の内田洋一さん。W杯の前には浅野選手からカタールに招待されたという。
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「私は時間の都合で行けませんでしたが、拓磨のご両親、それにきょうだいたちも現地で応援していますよ」
浅野選手は両親のもと、男6人女1人の7人きょうだいという大家族で育った。
「長男がサッカーを始めた影響で、三男の浅野選手だけでなく上から6番目までの男兄弟全員がサッカーに夢中だったそうです。家の中でもみんなでボールを蹴るから、ふすまや障子はボロボロだったとか」(スポーツ紙記者)