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サラダ油代わりにオリーブオイルを使うメリットは? どんな料理に向く? 管理栄養士に聞く

オトナンサー

田中さん「オリーブオイルを過剰に摂取した場合、体重増加と胃腸障害の原因となります。先述のように、油は1グラム当たり9キロカロリーなので、大さじ1杯で約110キロカロリーとなります。これは、バナナ1本やみたらし団子1本とほぼ同じカロリーです。そのため、多く使えば使うほどカロリーオーバーとなり、体重増加につながります。

また、油の消化に時間がかかるため、消化不良や下痢の原因にもなります。オリーブオイルといえども、過剰摂取には気を付けましょう」

Q.オリーブオイルやサラダ油は、どのような料理に使うとよいのでしょうか。

田中さん「オリーブオイルは、イタリアンやフレンチなどの西洋料理と相性が良いです。特にサラダやカルパッチョ、カプレーゼなど、生野菜や生魚系の料理に使うと酸化されず、オリーブオイル本来の香りを楽しむことができ、栄養価もそのまま摂取できるので、お勧めです。

しかし、和食のようなだしの風味を生かした料理や優しい味付けの料理の場合は、オリーブオイルの香りが勝ってしまうので、気になる場合は他の油を使用した方がよいかもしれません。同じオレイン酸で加熱に強く香りが少ないものとして、米油などもお勧めです。

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サラダ油はほとんど無味無臭なため、どんな調理にもお使いいただけるかと思います。ただ、先述のように、外食や市販の加工食品に多く使用されているため、わざわざ家庭で積極的に使う必要はあまりないと思います。

油の摂取で大切なのは『良質な油を適量取る』ことです。近年、スーパーなどではオリーブオイルにとどまらず、良質な油が数多く売られています。しかし、どんなに良質であっても過剰に摂取することは体重増加につながり、同時に健康被害のリスクも上がります。適量を守って上手に取り入れてこそ、おいしく健康的な食生活へとつながっていくのです」

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