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「当たり前のこと」欧州放送局がカタールの日本人サポーターを直撃!「神様に応援を背く」片づけの重要性も説明【W杯】

THE DIGEST

「当たり前のこと」欧州放送局がカタールの日本人サポーターを直撃!「神様に応援を背く」片づけの重要性も説明【W杯】

「当たり前のこと」――。灼熱のカタールの地で、日本サポーターが振る舞う行動には頭が上らない。

 4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップ(W杯)。カタールで開かれている今大会が開幕して以来、連日のように海外メディアを賑わせているのは、日本人サポーターの試合前後の行動だ。

 話題の発端となったのは、現地時間11月20日に行なわれたカタール対エクアドルの開幕戦だった。

 エクアドルが“ホスト国”に地力の差を見せつけ2-0で勝利した試合後、スタジアムに居残った日本人サポーターたちが至る所に放置されたゴミを収集。一部ではあったが、この様子がバーレーンのYouTuberによってSNSで拡散されると、世界的な話題となった。

 日本代表の試合だけでなく、他の国同士の対戦でもその行動は変わらない。現地時間11月28日に欧州衛星放送局『EUROSPORT』は、「日本のファンは、カタールW杯でのマナーと敬意で再び世界を驚かせました。これまでの全ての試合の後、結果に関わらず、日本のファンは試合後にスタンドでゴミを拾っているのが見られました」というニュース動画を公開。「日本人にとっては目新しいことではないが、他の人々にとっては、いつも驚きである」と日本サポーターたちのゴミ拾いの行動を称賛した。

 さらに同局は、日本サポーターズグループの代表者に直撃インタビュー。同代表は、「(ゴミ拾いは)日本人には普通の感覚ですし、勝ったから、負けたからは全然関係ないと思います。むしろ、これ(青いポリ袋)は応援用に持ってきているものですから」と日本人として、ごく当たり前の行動であることを強調した。

 続けて同代表は、「僕らがそれ(ゴミ拾い)に背くと、次の応援にサッカーの神様じゃないけど、応援に背いちゃうんじゃないのかなと。自分たちは普通の感覚としてゴミを片付けたらいいし、日本を応援したいという気持ちで次もこれを使って応援しようと思っています」と笑顔で話す。
  さらに、日本サッカー協会からアラビア語、日本語、英語で「ありがとう」のメッセージを入れた青いゴミ袋8000枚を提供してもらったことを動画内で公開した。

 選手らも同様だ。現地11月23日のドイツ戦後、日本代表のロッカールームにはウェア類やペットボトルが綺麗に整理整頓され、床にはゴミひとつ落ちていない。前回のロシア大会と同じように部屋の隅々まで掃除して選手、スタッフは会場を後にした。

 FIFAは公式ツイッターで、「ワールドカップのドイツ戦で歴史的勝利を収めた後、日本のファンはスタジアム内のゴミを片付け、日本代表はハリファ国際スタジアムの更衣室をこれほどまで綺麗にした」と説明。「ピカピカだ。ドウモアリガトウ」と感謝のメッセージを送っている。

 サポーター代表者はあくまで、“日本代表の応援のため”として、決してゴミを掃除しにきているわけではないと話す。

「青いゴミ袋というか、青いポリ袋でスタジアムを青く染めたいというのがあるので、そこをまずやった上で袋がある。『袋があるんだったらゴミも綺麗にしていこうよ』、というだけの感覚です。ゴミを掃除しにきているわけではないし、僕らはまず応援しに来ているので。応援しに来たうえで、日本人の感覚としてやろうよというのが一番大事なんじゃないかなと思います」

 動画は太鼓や手を叩きながら「バモニッポン!」と青いユニフォームに身を纏った多くのサポーターたちに向け、「青いゴミ袋はサムライブルーにふさわしい鮮やかな青色でスタジアムを彩っています」というメッセージが綴いで終わる。

 日本は現地12月1日に、W杯優勝国のスペインと激突。2大会連続の決勝トーナメント進出へ絶対に負けられない戦いだ。決戦の舞台はドイツを撃破したハリファ国際スタジアム。サポーターらは再びスタジアムを青く染めて、サムライブルーに全力で声援を送ることだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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