「代理人のスコット・ボラス氏の戦略でしょう。交渉はビッグネームのFA選手からスタートします。米国では無名に近い藤浪は、スプリングキャンプの始まるギリギリのところで決まるかどうかです。45日間と定められた交渉日程を有効に使うため、12月に入ってから手続きに入るのでしょう。その場合、時間切れで交渉終了、もあり得ますが」(球界関係者)
藤浪は、昨年の契約更改の席で球団に米球界行きの希望を伝えたそうだが、今の段階で初歩的な英会話の勉強を始めた、などと言っているようでは、準備不足は否めないのである。
(スポーツライター・飯山満)