自由が丘にあるチャルダ専門店。プレオープンの頃から、何度も立ち寄りお気に入りのお店です。店内では奥にある厨房で、一枚一枚、チャルダを焼かれています。
イタリア・トスカーナ伝統菓子の「チャルダ」は、ゴーフルやワッフルのルーツとも言われています。
お店では、イタリアから取り寄せた表裏が異なるデザインの焼き型に生地を流し、まるでワッフルのように挟み込んでうすーく焼き上げたお菓子。
歴史的には14世紀メディチ家の婚礼の祝い菓子として振る舞われたそう。婚姻する両家の家紋がチャルダの表裏にほどこされるよう、焼き型からデザインしたとか。両家の結びつきがより固くなるという願いも込められています。
ほんのり甘い「プレーンチャルダ」と、おつまみにもぴったりな「チーズチャルダ」、2種のチャルダのセットがおすすめ。甘辛党、どちらの方も楽しめます。
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「プレーンチャルダ」はオーガニックのきび砂糖を使用し、芳醇なバターのミルキーな風合いがたまらない。上品な甘さと、バターと卵が合わさる優しい風味が広がります。
「チーズチャルダ」は、グラナパダーノチーズなどのチーズを数種ブレンドし、その香ばしさが後を引くおいしさ。いろいろディップしても楽しみたい。
どちらも、小麦、卵、牛乳、バターが主原料で、膨張剤やベーキングパウダーは一切使用せず、ごくシンプルな材料であることも好印象。
サクッパリッとした軽やかな食感は、誰からも愛される味わい。紅茶やコーヒーだけではなくワインとも相性が良く、万能手土産です。