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「この街は常に危険に晒されている」強盗犯罪が横行する米ポートランドの衣料品店が閉店。ドアに悲痛な掲示文

カラパイア


 今月、アメリカ、オレゴン州ポートランドにある衣料品店が閉店した。1年半で15回も強盗に押し入られ、経営が困難になったという。

 アパレルショップ「レインズ PDX」の店舗のドアに貼られた掲示文には、「この街は、危険に満ち溢れている」と書かれていた。

 それほどまでに、ポートランドでの強盗犯罪は急増しており、今の状況ではこの街でお店を運営することは困難だという。

h3>この街は常に危機的状況にある
 オレゴン州ポートランドにあるアパレルショップ「レインズ PDX」は度重なる強盗被害により閉店を余儀なくされた。

 そのことを知らせる悲痛な掲示文がドアの前に貼られていた。
中小企業(および大企業)は、この街の現状では営業を続けられません。

犯罪行為は処罰されることなく、それに対する保護もありません。保険会社が損失を補ってくれるというのも嘘です。

当店は15回強盗に入られましたが、3回目以降は金銭的な補償を受けていません

1年半で15回も強盗被害。高価な品が狙われる

 この店の経営者、マーシー・ランドルフォさんによると、わずか1年半の間に15回も強盗に入られ、その被害をもう負担できなくなったのだそうだ。

 ここ3週間の間に至っては、5回の強盗被害にあったという。
問題は、中小企業には、このような損害に耐えて、経営を続けられないことです。どれだけ地腹を切ったのか話す気にもなりません
 と、ランドルフォさん。

 狙われるのは高価な冬物で、店に並べた瞬間に盗まれるような感じだという。

 また、金銭的な被害のほか、従業員の身に危険が及んでいるのも、閉店を決めた理由の1つであると、掲示文には書かれている。

 先月「レインズ PDX」が強盗被害にあった後、店の修理が必要な事業主への財政支援計画について、ポートランド市長から発表があった。

 だがランドルフォさんは、それだけでは街の犯罪への抜本的な対策にならないと不満を口にする。
ガラスの修理代を払ってくれるのはありがたいですが、それは表面的なことです。根本的な問題への対策になっておらず、何も変わらないでしょう


Portland store owner discusses break-ins, rampant crime | NewsNation Prime

犯罪が急増するポートランド、そしてアメリカ

 犯罪のせいで閉店を決めたのはレインズだけではない。たとえば、ナイキ(NIKE)の店舗もまた、盗難被害を理由に一時的に休業を決めたという。

 ポートランドではここ数年、凶悪犯罪も急増しているという。2020年の殺人件数は前年比58%増。2021年はさらに増加し、2020年比で54%増、2018年比では238%も増加した。

 小売店を狙う強盗犯罪は全米で増加の傾向を見せ得ている。

 全米小売業協会の調査によると、2021年に小売店を狙った組織的な犯罪が26.5%増加し、数千億円もの被害が出てたという。

References:Portland store shuts down, posts note on door slamming crime / written by hiroching / edited by / parumo

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