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豊島区が区制100周年に向け「子どもたちが10年後も住み続けたいまちづくり」についてのパネルディスカッション開催

TOKYO HEADLINE

 豊島区が11月25日、西武池袋本店7階催事場特設会場で豊島区制90周年記念事業「子どもたちが10年後も住み続けたいと思えるまちづくり~ダイバーシティ&インクルージョンの視点から~」を開催した。

 イベントは二部制で行われ、第一部では公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシーグループ リーダーの長島美紀氏が「子どもたちが10年後も住み続けたいと思えるまちになるために」というテーマで講演を行った。

 この中で長島氏はまずは「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)とは何か?」といったところから解説。多様性を認めたうえで社会や体制づくりを進めていく「ダイバーシティ」、それぞれの違いを踏まえたうえで、そういった特徴を生かした形の社会づくり・組織づくりをする「インクルージョン」。この2つの特徴を挙げ、育休・時短勤務・リモートワークといった多様性を生かすための取り組み(インクルージョン)をせずにダイバーシティだけを推進すると生産性が低下するといった研究成果などを紹介しながら、D&Iの推進の重要性を解説した。

 そしてそういった視点から「環境配慮」「教育配慮」「文化・歴史への配慮」「女性への配慮」「特別なサポートが必要な人への配慮」「生きづらさを抱えるすべての人への配慮」といったD&Iへの具体的な取り組みを紹介し、今回のイベントのテーマに沿い、「すべての子どもたちの視点を入れるまちづくり」のための施策を提案した。

 第二部ではNPO法人こそだてビレッジ Executive Directorのレイチェル・ファーガソン氏、株式会社そごう・西武 執行役員人事部長の手塚徹氏も加わり、区内在住のフリーアナウンサー茅原ますみ氏の司会のもと、パネルディスカッションが行われた。

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 ここではレイチェル・ファーガソン氏が豊島区に長く住む区民の視点から、手塚徹氏は豊島区に拠点を置く企業の視点からD&Iについて語った。

 手塚徹氏からは「モデルを作ることは大事だが、それだけでなく何のためにダイバーシティが必要なのか考えることが必要。百貨店のお客様は7割以上が女性でいろいろ考えたり決めるにあたり女性の視点が当然必要。企業の経営戦略上ダイバーシティがないと、企業自体が今後成り立たないことをきちんと理解して、企業が伸びていくためにダイバーシティがある、そのために女性、障害者などの視点も含めて考えていけるような会社になればいいと思っている」、ファーガソン氏からは「まちづくりとはインフラと考えているかもしれないが、考え方が変わらないと素敵なインフラを作っても何も変わらない。だから教育は大事だと思う。小さいころからの教育は大事だが、大人の教育も大事」といった意見が出された。

 第一部と第二部の間には高野之夫区長が駆け付け「消滅可能性都市と指摘されてから豊島区の挑戦が始まった。今では『SDGs未来都市』さらに『自治体SDGsモデル事業』に選定され、 “誰一人取り残さない社会の実現”に向けてさまざまな施策を展開している。現在行っている90周年記念事業は『過去から学び、今日を生き、未来に希望を持つ』というテーマで進めている。豊島区では区の女性職員が中心となって『すずらんスマイルプロジェクト』というものを立ち上げるなど様々な挑戦をしている。これからも皆様方のお力とご意見をいただきながら、しっかり我々も頑張っていきます」などと挨拶。また、そごう・西武に対し、会場の提供と、西武池袋本店の外壁に「豊島大博覧会」の大きな懸垂幕を掲示したことに感謝を述べる場面もあった。

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