嬉しかった反面、「当時は試合に出たくなかった」と語る岡野さん。
イランに同点に追いつかれてから、雰囲気が「ドーハの悲劇」に似ていたと当時を回想したため、「この試合は関わるのはやめよう」と思ったと語ります。
最初は監督にアピールしていたものの、途中から応援側に回るようになったと言う岡野さんですが、延長に入り、アップしていたところで監督から「岡野」と呼ばれ、交代出場することに。
シュートを4本外し、チームメイトから「何やってんだ」と言われた岡野さんですが、「監督からは初出場だし良い言葉いただけると思ったんですけど、『岡野殺すぞ!』」と言われた」と衝撃的な言葉を浴びたと舞台裏を明かしていました。
岡野雅行、まさに野人のようなエピソードを披露
岡野さんは現役時代、「野人」と呼ばれていたこともあって、ほとんど怪我をしたことがなかったそうですが、ある試合でキーパーと正面衝突し、肺に穴が空いたことがあるといいます。
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医者からは「手術しないと治らないので入院してください」と言われ、入院することに。
また、「一生サッカーができないかもしれません」とも言われたといいます。
そして次の日にレントゲンを撮って手術することになったのですが、レントゲンを見て医者が顔をしかめた様子で「君は野人って言われているよね?医学じゃ考えられないんだけど、治っているんだよね」と、驚きの一言。
これにはスタジオの出演者も「えー!」と驚愕。
その後経過観察しても、回復しており、入院3日目には「出て行ってくっれ」と言われたとのこと。
当時の所属チームの監督には1年は出られないとチームドクターが伝えていたそうですが、岡野さんがすぐに練習復帰したため、監督にチームドクターが怒られていたみたいです。
まさに野人のような衝撃的なエピソードでした。
(文:Quick Timez 編集部)