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「ケットマイヤー」試飲会 光と音の中で味わうリッチなワイン

ワイン王国

合わせた音楽は、1500年代のスペインの作曲家、ルイス・デ・ナルバエス作曲の『「牡牛の番をして」のディフェレンシアス』。15~17世紀を中心にヨーロッパで広く普及した楽器、リュートが使われた楽曲で、ガロンさんによると、繊細で滑らかな音色はピノ・ビアンコの特徴に通ずるものがあるという。試飲中は、このワインの持つスパイスのアクセントを表現したイエローの光が会場を包んだ。

『ミュラー トゥルガウ “アテシス” 2012年』
品種:ミュラー・トゥルガウ100%
パッションフルーツなどトロピカルフルーツの豊かな香りに、クミンやカルダモンなどインド系スパイスのアクセント。口当たりは滑らかで、完熟した果実味を生き生きとした酸が支える。

インドの織物をイメージしたオレンジの光は、ワインの熟成感も表すという。ワインの持つオリエンタルな印象に合わせ、ドイツの女性シンガー、デヴァ・プレマルの歌う『ムーラマントラ』が流れた。

『ピノ ネーロ “マゾ ライナー” 2019年』
品種:ピノ・ネーロ100%
ラズベリーやルバーブ、スミレの香り。口当たりは繊細で柔らかく、生き生きとしたタンニンとさわやかな酸が力強い印象を与える。ややビターなフィニッシュが味わいを引き締める。

トレンティーノ-アルト・アディジェ州の夜明けをイメージした赤い光の中、『四季』で有名なイタリアの作曲家、アントニオ・ヴィヴァルディによる『協奏曲 ト短調 RV.107 第3楽章』を合わせた。
「音程やスピードに幅のあるこの楽曲は、ピノ・ネーロの複雑さとリンクします」とガロンさん。

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赤い光に包まれながら試飲した『ピノ・ネーロ マゾ・ライナー 2019年』

「光」×「音楽」×「ワイン」という、五感を余すことなく使った新しい形の試飲会は、とても興味深い試みだった。ワインのイメージを膨らませやすくするという点で、とりわけワインにあまり親しみのない人に対して、効果的なアプローチになるのではないかと感じた。

問い合わせ先:㈱フードライナー TEL.078-858-2043

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