「その程度の小さなミスならすぐ直せば?」と思うかもしれませんが、実際に直すとなると、制作環境の復元や修正後チェックなど、意外と手間とお金がかかるもので、逆に「この程度のことでそれに踏み切るのか?」という話になるわけです…— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) November 26, 2022
もっと早く気付いていればスイッチ移植の時に直せたのに…! と悔やむも、それもすでに3年も前の話で盛大な後の祭り状態…これもうどうしようもねえな、とションボリしながら、誰かに話して悲しみを分かち合おうと、事の経緯をプロデューサーの中尾君に話すだけ話しました…— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) November 26, 2022
「小さな事なんだけど」と前置きをして事情を説明すると、中尾君は予想に反して大きく驚き、俺と同じテンションで悲しんでくれ…それで俺の心も少し軽くなって、「いつか次世代機への移植の機会があったらその時は直そうね」と誓い合って、その日は終わったのですが…それから暫く経ったある日の夜…— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) November 26, 2022
中尾君から電話の着信があり「メールで送った画像を見てください」というので、PCでメールを確認すると、一枚の画像が… pic.twitter.com/DEyvsqyNjR— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) November 26, 2022
うおおお!? 英文が直ってる!?既に夜遅い時間帯、少数のスタッフだけが残る開発フロアで、俺は一人驚きと歓喜の声をあげましたよ…中尾君曰く、水面下で可能性を探っていて、奇跡的に修正可能な機会が巡ってきた、と…修正が実現した事と、何より中尾君の気持ちに、俺は感極まりました…— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) November 26, 2022
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…というわけで、まとめると「しょーもないポカやらかすな」という話ですが、無事ベヨネッタ 1、2、3で整合性が取れ、ほっと胸を撫で下ろしました…皆さんよかったらアップデートの方、宜しくお願いします…以上、俺しか喜ばないような嬉しいことのお話でした… pic.twitter.com/BD9pylmiw2— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) November 26, 2022
奇跡的に修正可能な機会が巡ってきた
そんなミスが発覚したその後、開発者の中尾氏が文字を修正。どうやら「奇跡的に修正可能な機会が巡ってきた」らしく、無事に直せたらしい。
神谷英樹氏「俺は一人驚きと歓喜の声をあげましたよ」
あまりにも嬉しい出来事に、神谷英樹氏は「俺は一人驚きと歓喜の声をあげましたよ」「無事ベヨネッタ 1、2、3で整合性が取れ、ほっと胸を撫で下ろしました」と喜んだという。
アップデートしよう
文字の修正は、ゲームをオンラインアップデートすることで反映されるようだ。物語として整合性が取れ、より完成度が高まった『ベヨネッタ』シリーズ。高く評価されている作品なので、まだ未プレイの人は今からでも体験してみるのはありかもしれない。
※冒頭画像は神谷英樹さんの公式Twitterより
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)