焼肉ライクは、焼肉専門店から少しずつ離れようとしている。というのは、2022年4月に「すき焼き」を、同年9月には「焼き麻婆豆腐」を、いずれも期間限定で販売していた。東京・両国の店舗では「ちゃんこ鍋」を提供しているそうだ。
そしてこの度、11月16日から店舗限定で「しゃぶしゃぶ」の販売をスタートした。もはや、 “焼肉” ライクではなくなって来ている。実際にしゃぶしゃぶを食ったら、ライクの次の可能性が見えてきたぞ! 次はアレをやるべきだ!!
・焼肉の縛りから解放
しゃぶしゃぶの販売店舗は東京・新宿西口店である。焼き麻婆豆腐もこの店舗限定の販売だった。どうやらこのお店は新メニューの実験店舗と位置づけられているようだ。
これか、「国産牛 しゃぶしゃぶ」(税込1280円)は。ちなみにご飯は期間限定でおかわり自由。食いしん坊にはうれしいサービスである。
オーダーすると、最初に焼き網が取り除かれて具材の入ったアルミの鍋を投入された。すき焼きや焼き麻婆豆腐と同じく、中に鍋を入れ込むスタイルだ。この仕組みなら加熱料理は何でもできるんじゃないの?
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ライクはすでに焼肉という名の「縛り」から解放されているのだ。ライクよ、お前はもう自由だ! 何でもできる!!
・ご飯が進むタレ
しゃぶしゃぶのフルセットはこんな感じ。ご飯・肉・キムチ・つけダレ。それからシメのうどんがついている。
うどんは最後に鍋で1分煮て、スープで割ったつけダレで食べるそうだ。ふむ、最後の楽しみにとっておくとしよう。
タレは「秘伝の黄金つけダレ」と名付けられており、絶大な自信を持っている様子がうかがえる。はたしてその黄金の味はいかほどか?
鍋が煮立ったところで、早速肉をしゃぶしゃぶと……。
秘伝のタレにサッとくぐらせてパクリ! うん、美味い! 冷えた身体を奥底から温めてくれる美味しさだ。気になったタレの味なんだけど、唐辛子とニンニクの味の主張が強くてタレ自体の味はよくわからなかった。薬味はセルフで加える形の方がよかったのでは……。