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日本人サポーターのゴミ拾いがまたも脚光! 始めたきっかけは「韓国」だった

アサ芸Biz

 サッカーワールドカップカタール大会が開幕し、連日熱戦が繰り広げられている。日本代表は11月23日にドイツとグループリーグ初戦を戦い、逆転勝利を収めた。選手の活躍や森保監督の手腕が盛んに報じられているが、同時に話題となっているのが日本人サポーターが行ったゴミ拾いだ。

 試合終了後にスタジアムの観客席でゴミを拾う姿が世界中に発信され、称賛の声が上がっている。日本人サポーターの代名詞ともなったゴミ拾いだが、きっかけが韓国にあることはあまり知られていない。

 サッカーライターによると、

「最初に話題になったのは日本代表が初めてW杯に出場した98年のW杯フランス大会です。試合の後、ゴミ拾いをする日本人サポーターにフランス人は驚き、大きく報道されました。ただ、ゴミ拾いが始まったのはもっと前。きっかけはW杯メキシコ大会の最終予選、日本対韓国の試合にあります。85年のことです」

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 木村和司元日本代表の「伝説のフリーキック」で知られるこの試合は、1-2で日本が敗北。メキシコ大会の出場権を逃した。この時、サポーター集団「ウルトラス・ニッポン」のリーダー的存在である植田朝日氏はスタジアムで衝撃的な光景を目にしたという。

「試合後、負けて悔しがっていると、近くにいた韓国人の年配の女性がゴミ拾いを始めたそうです。それを見て植田氏は『試合で負けてマナーでも負けた』とショックを受けたとか。これ以降、ウルトラス・ニッポンのメンバーはゴミ拾いを始めました」(前出・サッカーライター)

 そして97年、フランス大会の最終予選で一般のサポーターにも広まることとなった。

「最終予選といえどもアウェイ戦ともなると日本人サポーターの数は少なかった。そこで少しでも多く見せるために水色のゴミ袋を持っていき、観客席でふくらませたんです。試合後、そのゴミ袋にゴミを入れる流れができました。これをホームの試合でもやるようになり、サポーター全体に広がったというわけです」(前出・サッカーライター)

 世界に誇る素晴らしい行動をいつまでも続けてほしいものだ。

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