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オリックス「プロテクト漏れ」の有力選手は? 高木豊氏が予想したベテラン2人の名前とは

J-CASTニュース

プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(64)が2022年11月23日にユーチューブチャンネルを更新し、フリーエージェント(FA)の人的補償に伴うオリックスのプロテクト28選手を独自予想した。

「難しいのは吉田正尚」

オリックスは今オフ、FAで西武・森友哉捕手(27)を獲得。森は金銭もしくは人的補償が必要なAランクの選手とみられ、西武が人的補償を選択した場合、オリックスがプロテクトしなかった選手を獲得することができる。

高木氏はプロテクト28選手を選出するにあたり「難しいのは吉田正尚。例えばメジャーに挑戦すると言っていて折り合いが合わなかったら戻ってくるか。ここを外すか外さないか」と語った。

今季、オリックス打線の主軸を担った吉田正尚外野手(29)は、ポスティングシステムを利用して大リーグ挑戦を表明しており、今後の動向が注目されている。

このような状況下で高木氏はプロテクト28選手を予想。投手陣は山崎福也(30)、宮城大弥(21)、山本由伸(24)、山岡泰輔(27)、近藤大亮(31)、田嶋大樹(26)、比嘉幹貴(39)、阿部翔太(30)、本田仁海(23)、山崎颯一郎(24)、吉田凌(25)、宇田川優希(24)の12人をプロテクトした。

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高木氏はベテラン守護神・平野佳寿投手(38)がプロテクトから外れると予想。「平野のところで迷った。ベテランだし(プロテクトを)しなくても西武が取らないんじゃないかなと。それよりは有望な若手を取られたくないという」と理由を説明した。

「西武はT-岡田を欲しがらないんじゃないか」

平野は05年ドラフト会議の希望枠でオリックスに入団。17年オフに海外FA権を行使し大リーグ・ダイヤモンドバックスに移籍し20年にマリナーズに入団した。大リーグで3年間プレーし、21年に古巣オリックスに復帰。今季は48試合に登板して3勝2敗8ホールド28セーブ、防御率1.57の数字を残した。

捕手は若月健矢(27)、福永奨(23)、頓宮裕真(26)の3選手、内野手は安達了一(34)、西野真弘(32)、宗佑磨(26)、野口智哉(23)、紅林弘太郎(20)、太田椋(21)、中川圭太(26)らをプロテクトした。

外野手は福田周平(30)、池田陵真(19)、来田涼斗(20)、佐野皓大(26)、小田裕也(33)、杉本裕太郎(31)をプロテクト。吉田とT-岡田(34)はプロテクトから外した。

高木氏はT-岡田を外した理由について「今年もそうだけど(試合に)あまり出たり出なかったりあったよね。同じようなタイプの人間が西武にはいるし、松井稼頭央という監督になって新たな野球を始める時にT-岡田を欲しがらないんじゃないか」と説明。

さらに「T-岡田はオリックスにとってはすごく必要。兄貴分みたいな感じだから必要だけど西武にとって必要かというとそうでもないと思う。だから外した」と続けた。

 
   

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