松岡辰泰(熊本・117期)は、GIIIで3場所連続決勝戦に乗り、補充の宮記念杯で〈9〉〈2〉〈1〉。予選は突破できる。
大器と評判の犬伏湧也(徳島・119期)が、いよいよその本領を発揮する。すでにトップクラスとは対戦済み。ここと同じナイターでは、7月玉野サマーナイトで〈1〉〈3〉〈6〉と好走している。十両から入幕がかかるシリーズになる。
スピードタイプの菊池岳仁(長野・117期)に、ドームバンクは合っている。主導権を取れば簡単には崩れない。
「ガールズGPリトライアルA」は、新女王候補の佐藤水菜が圧勝するとみた。「同B」は激戦だが、児玉碧衣が底力で勝ちきる。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。