ジャパンツアーで来日中のASローマが、24日にFENDIとのパートナーシップ契約締結を祝うカクテルイベントに参加した。
イタリア屈指の名門で、昨シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)の初代王者に輝いたローマ。今回は3年ぶりに実施される「EUROJAPAN CUP 2022」への招待を受け、2004年以来となる来日を果たした。
東京の銀座にあるGINZA SIX内のFENDIの店舗で実施された同イベントでは、キャプテンのMFロレンツォ・ペッレグリーニをはじめ、GKミル・スヴィラール、DFクリス・スモーリング、DFジャンルカ・マンチーニ、DFレオナルド・スピナッツォーラ、MFニコロ・ザニオーロ、FWタミー・エイブラハムの7選手が出席した。
FENDIとローマは同じイタリアの永遠の都に本拠地を置き、FENDIの創業が1925年、ローマの創設が1927年と共通点が多い。
両者は今年6月に、2022-2023シーズンと2023-2024シーズンの公式ワードローブに関するパートナーシップ契約を締結。FENDIの3代目デザイナーであるシルヴィア・フェンディ氏がデザインを手がけた公式スーツを着用している。
そして、今回のイベントではFENDIのイタリア本社を背景に、ローマの選手たちが公式スーツを着用する姿を写したフォトパネルが世界で初めて公開された。
同イベントではフェンディ・ジャパン株式会社の橘田新太郎代表取締役社長と、ブライアン・ウォーカー副会長がパートナーシップ契約締結の挨拶を行った。
その際にウォーカー副会長は、「FENDIとASローマはおよそ100年近く2年ほど違う歴史を持ち、それまでにローマのアイデンティティとして異なるフィールドではあるものの歴史を築いてきました。互いの共通点としてはワールドワイドな視点を持って様々なところで繋がりを大切にしてきているところにあります」と両者の結びつきについてコメントしている。
写真家のレスリー・キー氏によるフォトセッションでは日本でプロサッカー選手を目指す子供たちと、ローマの選手たちがツーショットで写真を撮り、子供たちは緊張しながらも世界的なスター選手との束の間の交流を楽しんだ。
その後のカクテルパーティでは、動画撮影の際に英語でのメッセージを話すのに苦労するスピナッツォーラを周囲の選手が茶化す場面や、前述の子供たちとの交流、今回のツアーに帯同しているクラブレジェンドのヴァンサン・カンデラ氏とマンチーニが談笑するなど、強行日程ながらもローマの選手たちのリラックスした姿が見られた。
なお、ローマは今後、25日に名古屋(豊田スタジアム)と、28日に横浜F・マリノス(国立競技場)との「EUROJAPAN CUP 2022」に臨む予定だ。
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2022年11月25日