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スキャンでリアルなアバター体験も!VRなどで可能となったメタバースで生まれる新たな自由と可能性を株式会社博報堂が「生活者インターフェース市場フォーラム 2022」で解説

マガジンサミット

株式会社博報堂は、メタバースに代表される 次世代インターネット空間について生活者視点で考える「生活者インターフェース市場フォーラム 2022」を開催。当日は来場者をスキャンして作成された自分にそっくりなアバターがスクリーンで動いたり、踊ったりする「じぶんアバター」の体験も行われ、会場を驚かせた。今後、欠かすことのできないメタバースをはじめとした新たな世界、可能性についていくつかのテーマにわけられて語られたのでご紹介する。

解き放たれる生活者 / 次世代インターネット空間で実現する生活者エンパワーメントの世界

第1章では、株式会社博報堂 代表取締役社長 水島 正幸氏が登壇。オンライン上に構築された3次元の仮想空間をアバターで楽しむなど、メタバースは新しい生活者の誕生だと考えている。自宅にいながら絶景スポットに行ける、生まれる前の時代にいくこともできるなど「時空間」からの解放となり、生活者が時空間を超えたあらゆる体験ができると語る。更にはアバターというもう1つの人格を持つことによって「自分」からの解放となると説明。現実では出会えない人との出会い、翻訳ツールにより世界中の人とのコミュニケーションの可能性、好きなアバターがつくれることにより人種、性別、身体からの解放となるのだ。

メタバースの生活が現実になっていけば、新しい市場、サービス、企業活動が生まれる。つまりメタバースは生活者が集う新たな生活者インターフェースになる。その世界を自由に自分らしく楽しめるように消費者のニーズを掴み、生活者エンパワーメントすることが自分たちの提供価値。そのための技術や新サービスを提供していくことがマーケティングやビジネスに繋がっていくと考えていると水島氏は説明した。

エンパワーメントする3つ成長領域とは

更にはメタバース生活の現実化に向けて、次の3つの領域において生活者エンパワーメントすると水島氏は語った。

・Virtual Platform

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メタバース空間そのものを指す。趣味嗜好が合う人々が集まる場所。好きな音楽、衣装など欲しいものを自分で自由につくれ、クリエイターも活躍できる場だ。それぞれの空間にファンも集いコミュニティの場にもなる。これにより次世代のメディアや広告、コンテンツビジネスの可能性も生まれる。

・Avatar

自分らしさへの欲求に近いアバターをつくるために、アバターの技術研究を進めている。Avatarにより自分のプロフィールや身体データ、健康データの管理もできる。また、自宅にいながらバーチャル試着もできてより便利になる。

これに対してはVRCの3Dスキャンにより実際に、それぞれのアバターを作成できる技術を会場で体験した。スキャンは数秒で完了する。

スキャン後はモニターに写されているような実物にそっくりなアバターの完成だ。

当日の来場者のアバターがモニターに映し出され、メタバース空間で息の合ったダンスを繰り広げる姿には会場も驚きを隠せない。このように自分のアバターがメタバース空間で自分にはできない動きをすることも可能なのだ。

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