例えば、登下校中に骨子の命を狙う殺し屋たち。奴らが骨子に危害を加える前に徹底的に叩きのめす荒邦だが、その場に遭遇した骨子からすれば、幼馴染が突然街中で人に絡み出し暴力を奮っているようにしか見えない。
となると、ヤンチャな幼馴染、そしてそんな彼に対して「こらー!」なんて咎める学級委員ポジションのヒロイン…….というラブコメお馴染みの関係性が爆誕する。当の荒邦も、強面なフェイスに威圧感を漂わせながらボディガードとしての役割を全うする一方で、幼い頃から密かに想いを寄せる骨子に怖がられはしないだろうかとドキマギする様子がいじらしくて可愛い。
■ジャンルを超越したハイブリッドな新連載
という具合に「週刊少年マガジン」らしく(?)ラブコメの片鱗を見せた『赤羽骨子のボディガード』だが、第1話中盤からの急展開によって、やっぱり本作は超正統派な学園アクションだと思い知らされる。
骨子と荒邦が通う錚々児高校3年4組。実はこのクラスには大きな秘密がある。この秘密を知った時、モブキャラ一切なしの学園アクションとしての物語が大きく動き出す。
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ラブコメ、学園アクション…….ジャンルを超越したハイブリッドな新連載『赤羽骨子のボディガード』をぜひお見逃しなく。