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実はそうめんよりも窒息事故が起こりにくい?うどんを食べるメカニズム!

幻冬舎ゴールドライフオンライン

ソフトな食感×飲み込みやすさ…次世代の食材のすべてがわかる!もち小麦は人生100年時代の強い味方!※本記事は、藤田修三氏の書籍『日本で誕生!もち小麦 食べやすさの科学とおうちで作れるレシピ集』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】ヘルシーなだけじゃない!もち小麦はバリアフリーってどういうこと?

第4章 もち小麦はバリアフリー

窒息事故はなぜ起こる

厚生労働省研究班報告(2008年)によりますと、食品による窒息事故の年間件数は、お餅168 件、パン90件、飯・おにぎり89件で、餅の発生件数が突出しています(図表1)。

[図表1]窒息事故の主な食品別の内訳 (厚生労働省研究班まとめ2008年〈平成20年〉を整理した表)

また、お餅の事故のため、発生時期は年末年始に集中しています1)。ただ、魚、肉、果物は、普通に食べていれば窒息は考えにくいですが、事故は起こるときは起こります。

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2021年の学校給食でのロールパンによる、児童の窒息死亡事故は記憶に新しいところです。2009年の窒息事故に関する厚生労働省研究報告では、次のように述べています。

「2.原因食品の物性把握

・窒息事例で最も多かった餅の物性は口に入る時の50~60℃では軟らかく、付着性が小さい(伸びやすい)が、餅の温度が(体温に近い 40℃程度)低下すると硬くなり、付着性も増加する特性が窒息の大きな要因になると推察された。

・こんにゃく入りゼリーは、室温に比べて冷温で、かたさ応力、付着性、破断応力のすべての物性評価項目で測定値が増加する傾向にあり、冷やして食べる食べ方が窒息の一つの要因になると推察された。

3.窒息事故のヒト側の要因分析

・扁平で幅広の咽頭腔の形態や咽頭から喉頭・気管へ続くエアウェイ(空気の通り道)の角度などのヒト側の加齢による特徴的な変化について窒息の原因となった食物形態や物性との関連をみる必要性が示唆された。

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