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1年間でどれだけ使ってる? 収支を書き出すだけで家計の不安がスッキリ解消!

レタスクラブ



日々の忙しさについ、マネープランは後回しにしがち。お金の話って難しいし…。
そんな人こそ一度、現在と将来のお金について書き出してみましょう。意外と簡単にできて、漠然とした不安が一気に解消されますよ。

「お金の不安をスッキリ解消」今回は「家計」。この1年間のお金の使い方を書き出して、不安をスッキリ解消しちゃいましょう!

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
ファイナンシャルプランナー
前野 彩さん
(株) Cras 代表取締役社長、FPオフィスwill代表。心とお金がわかるFPとして女性や子育て世帯に大人気。『教育費&子育て費 賢い家族のお金の新ルール』 (日経BP) など著書多数。

うちの家計、大丈夫? 昨年の収支を書き出すと、家計の現状が見えてくる!

毎月、家計簿はつけているものの、このままの家計でいいのか分からない…。ファイナンシャルプランナーの前野彩さんによると、その原因は、帰省の旅費や固定資産税など、年に1〜2度の「特別支出」にあるそう。
「月単位で家計を見ると、特別支出があったとき『今月は旅行したからしかたない』などと自分に言い訳しがち。家計の現状把握には、年単位で収支を見ることが大切です。ざっくりでよいので昨年の収支を書き出してみましょう」

■CHECK1:収入
昨年の年間手取り収入を、家族全員分書き出して合計します。給与の約20%が税金と社会保険料で引かれるため、源泉徴収票の「支払金額」に0.8をかけると大体の手取り年収が分かります。
【年間手取り収入 (年収×0.8) 】
・夫
・妻
・その他 (児童手当×12ヵ月など)

■CHECK2:年間貯蓄額
貯蓄口座がある人は、ボーナス時の積み立ても含めて書き出して。つみたてNISAなどの年間投資額も加えましょう。貯蓄額が分からない人は、昨年とことしの同月の残高の差を貯蓄した額と考えて。
【積み立てをしている人】
・毎月の積立金額×12ヵ月+ボーナス積立額
【貯蓄額を把握していない人】
・昨年の残高総額−ことしの残高総額

■CHECK3:支出 (月単位)
項目が細かくてたいへんそうだけど、考えずに書き出せるので逆にラク。数値も正確でなくてOKです!
全てを合計した「月単位の支出合計」に12ヵ月をかけて、「毎月の支出の1年分」を計算します。
*月や季節によって変わる支出はおおよその平均額を書き出します
*百円単位以下を四捨五入。例) 4800円→0.5万円
*教育費や保険料などが年払いの場合は、下記の「年単位の特別支出」へ

【水道光熱費】
・電気代
・ガス代
・水道代 (2ヵ月まとめて引き落としの場合は1ヵ月分を)
・その他

【通信費】
・固定電話代
・プロバイダー代
・携帯代
・NHK受信料 (1ヵ月分に換算、年払いは下記の「年単位の特別支出」へ)
・新聞代
・その他 (動画配信サービス、アプリなど)

【交通費】
・電車、バス代 (勤務先からの支給分は除く)
・ガソリン代
・ETC代、その他

【日々のお金】
・レジャー費 (外食費や週末の遊興費、日常的な交際費)
・食費
・お小遣い (家族全員の総額)
・日用品費 (洗剤、シャンプーなど)
・おしゃれ代 (衣類、美容院など)
・子ども用品代 (おもちゃ、子どもの衣類など)
・ペット費、その他

【健康医療費】
・医療費
・健康維持費 (サプリ、コンタクトレンズなど)

【その他】(どの項目か迷うものはここに)
・仕送りなど

【住居費】
・家賃、住宅ローン
・管理費、修繕積立金
・駐車場代

【その他ローン】(年払いは「年単位の特別支出」へ)
・カーローン
・奨学金の返済
・その他

【教育費】(年払いは「年単位の特別支出」へ)
・学校教育費
・塾、習い事代など
(大人の習い事やジム代は「日々のお金」の「その他」や「お小遣い」に入れる)

【月払い保険料】(年払いは「年単位の特別支出」へ)
・自分、家族の生命保険料 (給料天引きの生命保険料も記入)
・火災、地震保険料
・自動車保険料
・その他

■CHECK4:支出 (年単位の特別支出)
家計を把握しにくくしているのが、この「特別支出」。家族行事や帰省の費用もしっかりチェック!
*半期払いなどは1年分に換算。

【生活費】
・健康医療費 (人間ドックや予防接種など)
・NHK受信料 (年払いの場合)

【教育費】
・学校教育費 (部活の遠征費用など)
・塾代など (夏期講習代や通信教材費など)
・その他 (発表会費用など)

【年払い保険料】
・生命保険料
・火災・自動車保険料

【住居費】
・更新料、保証料
・住宅ローンのボーナス払い
・固定資産税など

【その他ローン】(ボーナス払いなど)
・カーローン
・奨学金の返済
・その他

【その他】
・車検、自動車税など (1年分に換算)
・年会費 (クレジットカード、会員資格など)
・旅行、帰省費
・冠婚葬祭、交際費 (お歳暮、お年玉なども含む)
・その他 (家族の誕生日祝いなど)

1年間の「使途不明金」を計算して、うちの家計をズバリチェック!



ここまで書き出したら、「1年間の収入」から、「1年間の貯蓄」「毎月の支出の1年分」「年単位の特別支出合計」を引いてみましょう。それが「使途不明金」です。

▶︎使途不明金がプラス
貯蓄を増やす余裕アリ
使った記憶もないのにどこかにお金が消えている、もったいない家計です。何のために、いくら貯めるか、という目的を持って先取り貯蓄の仕組みをつくりましょう。

▶︎使途不明金がゼロに近い
現状把握できている状態
家計の現状把握がきちんとできています。教育費や老後資金のためには今の貯蓄額で充分か、この特集を参考に確認してみましょう。

▶︎使途不明金がマイナス
貯蓄を取り崩している状態
貯蓄しているつもりでも、思っている以上にお金を使っている家計です。天引き貯蓄の口座以外は、残高が減っている状況になっていませんか。まずは、支出と貯蓄の把握を行ないましょう。

〈ほかにもココをチェック!〉
教育費や保険料など費目ごとの合計額を見て、かけ過ぎている費目がないかチェック! 特別支出の「その他」も要注意。家族行事の費用と時期を把握すれば、予算が立てられ、心おきなく楽しめますよ。
忘れがちな出費が、自動引き落としのサブスク代。月額数百円でも年間で考えると結構な額に。×12で考える癖をつけて。

*  *  *

お金のことって、分からないからこそ心配になるもの。ひとつひとつ数字にしてみるだけで、現状を正しく把握でき、漠然とした不安を解消できますよ。
忙しい年末に突入する前に、ぜひ一度書き出してみてはいかがでしょうか。

編集協力/清 繭子
 

【レタスクラブ編集部】

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